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学びを血肉にする

先日授業で、【開業している鍼灸師へのアンケート結果】を見る機会がありました。


その結果が面白かったのでご紹介したく🙂‍↕️



学び続ける事が重要であるという話の流れで

開業している鍼灸師それぞれの1日平均患者数と、鍼灸師が各々講習会にどれだけ参加しているか?のグラフを見たのです。


それによると
講習会は0件、全く他に勉強しに行ってない鍼灸師が1日平均10名

講習会は1件のみの鍼灸師が平均6名
講習会は2件行っている鍼灸師は平均10名
講習会に3件以上行っている鍼灸師は平均15名


講習会0件の場合は10名なのに対して
講習会1件では6名に減っています
2件では10名と増え
3件以上では15名と講習会0件や2件の場合より格段に増えて行っていることがわかります。



ここから見えるのは
講習会0件の鍼灸師は各々が自分自身で学び自己研鑽をし続けている事からある程度患者がついてくる。


講習会1件、ひとつの会に所属しているだけだと思考や思想が偏り勉強した気になっているだけの可能性があること。


2つ3つと講習会に参加している事で思考や施術が偏りにくく沢山の学びがある事で臨床に役立ち患者へ貢献できているのではないかということ。



1人の先生から教えられた事だけを学び続ける事の危うさ
それは、その先生自身の視点のみを教えてくれるので考えが偏るだけでなく、先生の言う事を鵜呑みにし疑問を持たず自分自身で考える機会を奪ってしまう事なのではないかと思います。


例えば、【肝臓は解毒する臓器】とよく言われますよね、アルコールや糖質を分解する等など…

それは事実ですがではなぜ・どうやって?どこの部位が解毒し何の物質を何に変容させるのか?


1人の先生の元でだけ学ぶという場合はこのように【肝臓は解毒する臓器】である事実だけを見て、その内訳について学ぶ必要を感じなくなってしまう、思考がそこで停止してしまう
概要だけを学び知った気になってしまうのではないでしょうかね。



学びを深めていくうちに気付いたのは、一つだけ学ぶという事・1人の先生の元でだけ学ぶという事は概要だけを学びとり、ただただ受け売りの言葉や物事を自分の中で構築していくだけなのでは?ということです。



それが講習会0件よりも1件のみの鍼灸師の方が平均患者数が少ない理由なのだろうと思います。


2つ3つと学ぶ場所を増やす事で多角的・複合的に学ぶことができて、1人の先生からの学びも自分自身の視点も照らし合わせて学び、自分なりの考えを巡らせる事ができるんじゃないだろうかと思いました。



今後も西洋医学も東洋医学もどちらも学びながら身体という単純で複雑なものを多角的に見て、感じて触れて、癒していけたらと思っています。


思考し続けることと学び続ける姿勢は忘れずに今後もやっていう😚🫶


自主的に学んでそれを血肉に出来るよう
そして他人ではなく自分の視点で物事を見られるように広い心と視野を持ちながら柔軟に🫶



これからも考えることはたっくさん
まずは卒業試験と国試合格を目指してがんばりますっ👊🏻( ¨̮💪🏻)



いずみ₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡







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