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砂糖ってすごい!!!「保存性の巻」

こんばんは、お疲れ様です!

今回は砂糖について勉強した事を書かせていただきます。

「砂糖=甘味」だけだと思っている方が多いと思います。
すみません、私はそうでした😅

それは大きな間違い!

なんと調べると、砂糖は沢山仕事してくれてました!
物凄い文字数になるので何回かに分けて投稿させて頂きますので、よければお付き合いください😊

菌の繁殖は水分が原因?!


 ドライフルーツや干物は日持ちするイメージがありますよね?そうなんです、菌の繁殖は食品中の水分が原因なのです!

 そもそも、食品中の水分には自由水と結合水と2種類あります。
 結合水は食品の成分とガチッと繋がって加熱したり乾燥しても蒸発しません。
 自由水は食品の中で動きまくる事ができ、加熱したり乾燥すると蒸発します。
 ちなみに、微生物はこの動き回ってる自由水に繁殖しやすいんです!

 さぁ、砂糖の出番です!

砂糖(ショ糖や果糖などの糖類)は水と馴染みやすく、食品から自由水を吸収して結合水に変えてくれるのです!

ジャム作りの時、まさに目に見えるその働きをしています!
果物に砂糖をかけると、果物から水分が出ているような現象が起こります。それは、果物の水分を砂糖が吸収して砂糖と水が馴染んだ液体となっているんです。(果物が生の時に限ります!)

その後、糖度が上がった液体が果物の中に入っていき、中にある自由水を乗っ取ります(吸着します)。そうなる事で、果物の中の自由水は無くなっていくのです!

そんなこんなで砂糖は食品の保存性において、大役を担っているんです!

甘味を減らそう、糖質を減らそうと砂糖の量を減らすと、日数が経つごとに菌が繁殖し放題となってしまうんですね。。恐ろしい。

じゃあ、甘さを減らしたい時はどうしたら?


安心してください、救世主がちゃんと存在しました!

そう「トレハロース」

トレハロースは、きのこや乾燥地の植物、昆虫の体液中などに含まれている糖です。
とても親水性(水になじみやすい)が高く、なんとショ糖の45%の甘味なんです!

甘味を抑えたい時にはトレハロースですね!

まとめます!
砂糖は菌の繁殖の原因である水分を吸収してくれるため、食品の保存性を高めてくれる!

長々と拙い文章を読んでくださってありがとうございました🙇🏼‍♀️

それでは、A bientôt !

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