見出し画像

【完全版】パタゴニア ダスパーカについての考察 patagonia dasparka

有料記事。

更新日:2024/01/14、2023/01/12、2022/11/10、2022/11/09、2022/10/02、2022/01/23、2022/01/10、2021/12/25、2021/11/13、2021/11/11、2020/12/29、2021/04/06、2020/07/25、2019/12/12

2024年1月14日現在、ありがたいことにたくさんの方にお読みいただいてます。暖冬なのに。過去の名作がこうやって日の目を浴びるのも嬉しい話。てかいま市場も白熱してるみたいで。なんか申し訳ないとも思ってます。本体を買わなくてもこの記事を読めば満足してもらえるかとは思いますので是非物欲ストッパーの一助となれれば幸いです。

かなり長めに書いているので、気になる方は是非購入していただけると嬉しい。

大好きなブランドの大好きなプロダクトであるのでちょこちょこ更新していき、バージョンアップを図っていくので年単位でオトクかと。

-2021年11月13日(土)更新-          大幅な記事の見直しを行いました。初めての有料記事ということもあり、大切に書いたのと、工数はだいぶかかっています。そしてこれからも随時更新していきます。ご不明点などございましたら、お気軽にコメント欄までお願いします。皆さんの投げ銭でこのnoteは継続できています。これからも是非末長くよろしくお願いします。

洋服好きな人に限らず、Patagoniaというブランドは馴染み深い。ブランドは知っているけど、製品のモデル、カラーなんて興味のない人が大半だと思うから、この機会に少しでも理解してもらえれば良いかなと思い。

ダスパーカってなに?

と聞かれた際うまく答えられなかった。そして何を隠そうこのダスパーカこそがパタゴニアの誇る名作であり、未だに本社にも問い合わせがくる商品である。パタゴニアの中途説明会に参加した際に確認したから間違いない。エビデンスとれています。

でもなんなの?ただの中綿ジャケットでしょ?そんな素朴なギモンを少しでも解決できるかと思いこの記事を書くきっかけになった。この記事さえあればそんなあなたにとってよい記事となります。というかそうでなければならない。お金もらってるしね。

ダスパーカについてのコラムはあれどここまでまとまっている文章はなかったかと思うので。あくまでプロダクトの紹介という枠に囚われず、ある程度の主観も交えて面白おかしく発信していければと思う。

裾野を広げるのもまた違うのでアングラnote代表として、伝わる人に伝わって欲しいという意味の有料記事となっています。

是非コーヒー片手にゆるくお楽しみ下さい。購入してくださった方、この場を借りてお礼申し上げます。(媚びるつもりはないので一応。)

※2022/10/02追記
寒い時期になるとこの記事が売れます。今では何十人もの方に購入いただき感謝感激しております。本当に嬉しいです。ありがとうございます。なにか備考、補足あればコメント欄までお願いします。

まずはカラー展開からご紹介。



これから紹介するダスパーカはどれも鮮やかな色のものばかりである。
これには理由があり、それがビレイ時のジャケットとしての使用想定である。
クライミング時、ビレイヤーの姿が視認できるように派手なカラーリングであるというわけである。派手なカラーも機能の一つなのである

だからこそ、ブラックが作られたのは発売から10年近く経った2000年代からである。

いまでこそブラックは街着として売れ筋であるが、それはビジネスの話である。
プロダクトの機能面としては全く正反対の話。
パタゴニアのこういうところに痺れる。


それを踏まえた上で。

ここから先は

7,061字 / 43画像

¥ 350

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?