東國三社巡り -最強のパワースポットを一日で回る-
↑めちゃくちゃオカルトチックな三角形だな。
久々に旅に出たい。
思い立ったが吉日。
週末に全く予定がないことが金曜日に発覚し、様々な方法を考えた結果、
神社を巡って、ご利益を得ようというなんとも恥ずかしい俗物的思考より、急遽パワースポットのベクトルで検索。
「関東最強 パワースポット」と厨二病すらも逃げだすバツグンのワードセンスでGoogle検索をかけたところ、”東國三社”がヒットした。
恥ずかしながら初めて存在を知ったが、生きていれば知らないことがたくさん出てくる。話は変わるが、トッポの日は10月10日で、ポッキーの日は11月11日である。それも最近知った。皆さんは是非気をつけて欲しい。
というわけである。
今回のルールというか制約。
・車NG(一人旅でのレンタカーは料金が嵩んでしまう)
・1日で回る
・極力タクシーは使わない(こちらも金銭的な理由である)
を定め、実行することにした。
それが金曜日の夜の話。
全てが手探りである。
土曜日。
朝5:30起き、6:00出発からのスタート。
有難いことに、東京駅から鹿島神宮まで高速バスがでているため(鹿島スタジアムの兼ね合いもあるのだろう)比較的ここのハードルは低い。素晴らしいインフラにより鈍行を乗り継ぐ必要が無くスムーズである。
ただここが罠であり、鹿島神宮に直接行ってしまうとそこからのアクセスが困難となってしまう。
直感で動いている傍、出発時に嫌な予感がしたので、移動時にルートを検索したところ、今回の旅の根幹となる旅路を提唱してくれたブログを見つけたので、ここに記す。この人のブログのお陰で今回うまくいった。この場を借りて感謝したい。
回る順番は息栖神社→鹿島神宮→香取神宮になる。
公共機関のみで一日で回るのはこのルートがオススメというより、これでないと難しい。
但し、めちゃくちゃ歩く。元々電車で行ける位置に神社は建立されていない。
中でも、息栖神社と香取神宮は駅からかなり遠く、双方とも片道30分の往復1時間である。(個人的に脚力に自信が有るが、それでもだいぶ大変だった)参考までに私が回ったタイムスケジュールを備忘録として記す。
といった具合である。
次項から神社の説明に移る。
・息栖神社
東國三社の中でも一番厳か。というか何もない。三社回ったがここの神社が個人的には一番好きだ。ビジネスビジネスしておらず、参拝客も少ない。折角三社回るのだからということで、御朱印帳を買ってみた。
デザインもハンドメイド感満載でとても良い。正直こういう古風なデザインがイケてると個人的にも思う。
・鹿島神宮
境内もかなり広く、関東最強のパワースポットとも言われる鹿島神宮。見応えは存分にあった。アクセスも良く、三社の中でも駅から10分程であるため参拝しやすい。
1.さざれ石
君が代の一節にも登場する”さざれ石”。
さざれ石は小さな石という意味であるが、
というロジックである。
故にこの写真のさざれ石は大きな岩の塊=巌(いわお)であるということ。勉強になった。
2.御手洗池(みたらしいけ)
大寒禊(だいかんみそぎ)
2023年1月20日(金)に行われるので、興味のある方は是非。
3.自然
ちなみに本宮と奥宮でダブルゲットできる、が私はコレクション目的では元々ないため、一つで良かったので本宮のものを。
・香取神宮
こちらも実は奥宮のほうで御朱印書いてもらえるので、ダブルゲットできる。
繰り返しになるが、別に一つで良いので今回も本宮のみにて。
まとめ
ここまで長々と書いてきた。
結論、今回東国三社を訪れて本当に良かった。
言語化できない思いもたくさんあるが、ここに書き記すことができる限りでは
・自分自身の願事のスケールの小ささにガッカリした
・途中から自分の願事ではなく、家族、会社、好きな人に対する願事に変わっていった
・手に入られるモノ、コトではなく、健康、安全、感謝など広域での願事になった
ことである。
過去、神社神宮は一社しか回ってない為、願事は俗物的な物であり個人的な出来事のみであった。
三社も巡っていると、願事の性質自体が変化していることに気づく。というよりも個人的な願事なそう多くはないのである。その時に初めて考える。そうしてやっと、周りの人々の事を考えることができるようになり、感謝が生まれた。それが今回の旅で得た大切な気持ちである。この心の穏やかさと心地よさが答え。
と急にスピってしまったが、ここまで読んでくださった読者の皆様にここで感謝したい。
普段から洋服やアニメーション、音楽カルチャーの記事しか書いていない為、突然神社の話になって驚いたフォロワーも多くないと思うが、ここまで付き合ってくれた方々、本当にありがとうございました。
今後も枠に縛られず、定期的に記事を更新していきたいと思っているので、引き続きお付き合いお願い致します。
なんやかんやで2019年の仕事を辞めたタイミングから3年ほど経った。
だいぶ時間は空いてしまったけど、書き続けていて少しずつフォローが増えていく嬉しさ、有料記事が売れた時の飛び上がるような歓び。
そんなかけがえのない気持ちにさせてくれるサービスの一つとして大切に向き合っていきたいと思う。
とまあ、打つの遅い自分がこの記事に4時間くらいかかっているのも含めて。
これからも頑張って更新していきます。
2022/11/12
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