Show me > Tell me | 新卒採用イベントでプレゼン講座をします【1/18&1/29】
新卒採用のイベントとして、学生さんに向けてプレゼン講座をします。
数年前から実施しているのですが、22卒向けの前回2020年12月からは、初の2日間にわたる開催。今回は、その2020年12月に実施したものと同じ内容で、(たぶん、ご好評につき)2回目を開催します。
申込みはこちらから。
ちなみに、2020年12月に実施したものはこちら。
1日目に知識のインプットをしてもらいつつ、プレゼン資料作成の課題を出します。2日目には、各自で考えてもらったプレゼン資料を持ち寄って、講師(私)と現場社員からフィードバックするという流れ。
前回2020年12月に、この形式で初めて実施したのですが、なかなかに学習効果が高かったのではないかなと自惚れています。
2日目に、学生さんが実際に作ったプレゼン資料に対してフィードバックしました。発表者以外の学生さんにとっても、同じ立場の人が作ったものへのフィードバックなので、講師からの「説明」よりも、自分事として捉えやすかったと思います。インストラクショナル・デザインの原理原則である、「Tell me ではなく Show me」の意義を再認識しました。(私はつい概念的/抽象的な説明に終始して具体例が欠ける悪癖があるので)
3)例示
一般的な研修では新しく学ぶことを講義形式で情報として「伝える」ことが多いかと思います。このアプローチが「Tell me」だとすると、IDの第一原理では「Show me」、つまり「例示」することが重要だとしています。先ほどの事例で言うと、2)で十分な議論がなされたところで、不明点や疑問点を質疑応答で具体的に回答していくのが「例示」にあたります。
『メリルのID第一原理とは』より
新卒採用イベントだからといって、学生さんをお客さん扱いして(この記事のタイトル画像みたいな)「カッコいいコンサルのプレゼン術」を教えるわけではなく、自社の新人研修をベースにしたガチのトレーニングになってるところも、フューチャーっぽいかなと個人的には好感を持っています。その「フューチャーっぽい」がにじみ出るのが、結局は新卒採用イベントとしての効果にもつながってると思うので。
フューチャーの新人研修についてはこちらをご覧ください。