ギャンブル依存症と向き合う。

自己紹介。

大学在学時よりパチンコ・スロットを始め、ギャンブル歴は10年になる29歳です。

学生ローンにて借金を覚え、重ねた借金は1000万以上。

現在破産手続き中。父に肩代わりを何度してもらっても、借金を重ねておりました。

またギャンブル依存が引き起こす問題により大学を中退、社会人になってからは離婚。

逮捕歴もあります(罰金刑)。

留置場から出た後、ギャンブル依存症の専門外来を受診。

即時入院を求められ、閉鎖病棟で3ヶ月入院しました。

これを書き始める理由としては

・入院中に得た知識、経験の備忘録

・依存症とはそもそもなにかの再認識

・自分自身がギャンブルを辞め続けるため

そしてギャンブル依存症に苦しむ本人、あるいはその周囲の方が少しでもギャンブル依存症を理解していただくきっかけになればと思い、書き綴っていきたいと思います。

やめようと思ってやめれるなら病気ではありません。やめれないからこそ病気なのです。もしこれをなにかのきっかけで読まれた方の中で、ギャンブルが原因で借金をつくっているようであれば、まずは専門外来へ一度受診することをおすすめします。

各都道府県に専門外来は必ず一箇所用意されている上に、保険が適用されるようになったので治したいと思う気持ちさえあればなんとかなります。

人生ぼろぼろになっていませんか?自分はぼろぼろでした。嘘が常態化し、人を傷つけ、自分だけよければそれでいいという人生でした。

しかしなにより、ぼろぼろだった人生は自分の人生だけではありません。自分の起こした行動のために家族や周囲の人間に最低な思いをさせてしまい、両親の人生もぼろぼろとなる一歩手前でした。

確実に辞め続けれることができるのかどうか、正直不安を拭うことが出来ませんが、これを気持ちの備忘録として綴っていくことで私自信もまたギャンブルから離れ続けることができればと思います。

ギャンブルをし続けてきた10年間、得たものは何だったでしょうか。

失うもののほうが遥かに多かった、そのように思います。

二度とそうならないためにも、しっかりと経験を反芻していきたいと思います。


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