いつもの道が完工し、道筋が変わっていた。粛々と行われていたはずのそれは、三日間で怒涛の時間を過ごしたらしい。私はその時間の流れについて行くことが出来ず、人の波に飲まれるがまま新たな路を辿る。短縮された経路、位置が変わったエスカレーター。慣れという流動に背中を撫でられ、ぞ、とした。
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