「夜のクラゲは泳げない」全話見た

さて、ユーフォニアム３が終了したので、日曜夕方に毎週書いていた感想ももう書くことがない。
そもそもアニメを一回見て、記憶を頼りに感想を書くことがそんなに有用かどうかは分からない。だがそもそも繰り返し見たくなるアニメもなかなかない。
先月終了した「夜のクラゲは泳げない」をぼちぼち視聴し続け、最後まで見た。この作品のキャラデザインは、キャラの顔が目新しい感じがして、気に入った。特に目の描き方である。
その昔、ジャンプなどの少年漫画では女の子を可愛く描く作品がなかなかなかった。全くないわけではなかったが、小遣いがなくて雑誌や単行本を買えず、そのまま忘れてしまったものもある。
しかるに、アニメは（少なくとも漫画に比べたら）美少女の出ている作品が多いといえた。かねてからそういう作品に飢えていた私は熱心にそういうアニメを録画して見たものである。
それゆえ、現在に至っては、アニメはもちろん女の子が可愛い作品をよく調査して視聴している。また漫画を読む場合も、調査のため仕方なく読むことはあるがやはり女の子が可愛くて気に入る作品を求めている。現在の漫画界では、ハンコ絵というほどではないが、顔の描き方がなんとなく決まり切っており、一方私の好みの絵柄は以前からそんなに変化がないため、強い魅力を感じる漫画の絵柄がなかなかない。
近年一番夢中になったのは「ヤマノススメ」であるが、これも元を辿れば、若干古いアニメであり……。

というわけで「夜のクラゲは泳げない」は割と絵を楽しみに視聴した。ストーリーはまあ、青春してるな、という感じで、画工、歌手、作曲、配信、といった各ジャンルの人が結集して成り上がりを目指すストーリーであった。アイドルを描写するアニメは沢山あり、「クラゲ」はアイドルになっていく過程を描いたものである。画工特有の問題とか、ＳＮＳの利用とか、別にアニメでやってくれなくてもいい話題もあったが、結果的にはハッピーエンドとなって、特に続編に期待することもなく綺麗に終わった感じである。特にキャラクターが好きという結果にはならなかった。
絵柄には流行り廃りがもちろんあるが、イラスト界、ゲーム界、漫画界、のどこから急に素晴らしい絵柄が飛び出すか分からないので、注意を怠らないようにしよう。