プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
『悪魔のプーさん』シリーズの続編:ロビンの視点から語られる恐怖の真相
前作では、成長したロビンが100エーカーの森を去り、街での生活に没頭してしまう。森に残されたプーたちは、ロビンに捨てられたと思い込み、凶悪な悪魔に変貌を遂げ、森に足を踏み入れる者たちに恐怖を与える存在となりました。
今回の続編では、ロビンが主人公となり、失われた記憶と100エーカーの森で起きた事件の真相に迫る物語が描かれます。記憶を取り戻していく中で、かつて無邪気だったプーたちがどのようにして悪魔と化したのか、その謎が徐々に明かされていきます。
前作の成功を受けて、今作では制作費が大幅に増額され、映像表現もさらに強化されています。ゴア描写は一段と迫力を増し、血飛沫が飛び交うシーンの数々が観客を圧倒します。ただし、一部の殺戮シーンはややあっさりとした印象も残ります。例えば、押さえつけられた女性の首を切り落とす場面では、単に泣き叫ぶだけでなく、切断された気道や頸動脈から血と呼気が混じり合うスプラッタ描写があれば、より恐怖感が増したのではないかと思われます。
ジェイソン、フレディ、チャッキーなどのスラッシャーホラーが好きな方には、ぜひとも観ていただきたい一作です。
さらに、今作を皮切りに、「プーニヴァース・モンスター・アッセンブル」シリーズの制作がスタート。プーの他にも、バンビ、ピーターパン、ピノキオなどがラインナップに加わり、ますます期待が高まります。