
聴く力=質問力をつける秘訣とは
個人事業主向けライターという職業柄、
「相手の話を聞いて言葉を引き出す」ことに
価値を置いています。
言葉=相手が予め用意した答えにとどまりません。
本当に言いたいこと、自分でも気づいてなかった信念、
伝えたいけどどう言ったらいいか分からなかったこと。
「それそれ!本当はそれ言いたかったんです」
と、相手の思考整理ができるよう心がけています。
聴く力をつける
最近よく相談を受けるのが、『聴く力』について。
沈黙が耐えられず、話しすぎてしまう
相手のためを思って伝えすぎて、困惑された
こちらが質問するばかりで、ちっとも会話が進まない
など、日常や仕事の上で小さなストレスになっているようです。
もっと相手から「本音の言葉」を引き出せたら…
と思う人にこそ身につけたいのが
聴く力=質問力
です。
といっても、質問力には特別な知識は必要ありません。
必要なのは
相手に興味を持つこと=ビジュアルの一致
聴くスタンスは「何も知らない!ゼロから教えて~」という
まっさらな状態で。
目指すのは、相手が伝えようとする情報をイメージ化して
まったく同じ映像を見ようとする=ビジュアルの一致です。
相手の答えが抽象的なうちは、映像がぼやけているので
共感できず感情も動きません。
ビジュアルを一致させるには「D」質問を使います。
・「ど」んな〇〇でしたか?
・「ど」れくらい〇〇だったんですか_
・「だ」れと〇〇したんですか?
・「ど」のようにしたら〇〇できそうですか?
など、程度や時間、内容を相手自身に考えてもらいます。
相手が自分で考えながら、少しずつ言葉を発する
うちに、次第に映像がくっきりしてきます。
映像が見えてくれば、なぜか相手の表情もスッキリと!
上手な質問あっての結果につながります。
・・・・・
質問力がつくと、心に余裕が出てきます。
例え沈黙の時間があっても
呼吸する時間も必要だね。ちょっと答えを待ってみよう…
こうした待てる姿勢も、相手に安心感を与えます。
面白い話しをしよう!相手を楽しませよう!と気負う必要は
一切なし。
とにかく相手に興味を持って、自分なりに浮かんだ「?」を
解決する。そのための質問です。
「それそれ!本当はそれ言いたかったんです」
↓
〇〇さんと話すと楽しい、本当にスッキリする
を目指して聴いていきたいものですね。
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