句読点で、「一呼吸」
私が文章を書くときに大切にしているのが、句読点(くとうてん)です。
句点=文章の終わりを示す点「。」で、読点=文章を読みやすくするために打つ点「、」を指します。
小学校上がりたて、国語の時間に覚えましたよね。ルールはあるようでないようなものなので、「読みやすければ」それでOKという感覚で、何となく使ってきた人が大半でしょう。
句点は文の終わりに使うという原則なので、わりと単純です。それに対して、読点は位置を変えるだけで、文章の意味ががらっと変わるクセモノでもあります。
よく笑い話で使われる例文が
☆ここで、はきもの(履き物)を脱いでください。
☆ここでは、きもの(着物)を脱いでください。
読点の打ち方で意味が変わるというものの代表です。読点は、読み手の理解を促す「道しるべ」。つまり、思いやりのマークといっても良いでしょう。読み手の誤解を防ぐには、自分の伝えたい情報、状況を思い浮かべて文章を書くことです。
完成したら、一呼吸おいて読み直してみることをお勧めします。
ちなみに読点は『一呼吸』という要素もあると考えています。
私が文章を紡ぐとき、特にキャッチコピーを作るときに意識するのも、句読点です。
例えば、こちらは施術系サロンのお客様に提供したキャッチコピーの一部抜粋。
こころ、手放す からだ、流れる
こころ(心)と手放すの間に、からだ(体)と流れるの間にそれぞれ読点を入れました。無くても意味は通じますが、読点をあえて付けたのには理由があります。
・フレーズに広がり(余裕)を持たせたい
・読み手に一層インパクトを与えたい
・読み手に「呼吸」をしてもらいたい
ということ。
読点がなくても間違いではありません。とはいえ、詰まり過ぎた表現よりかは、ある程度空間があった方が、読み手が受け取りやすいと思います。呼吸のしやすさ、ですね。
読みやすさ、印象の残りやすさは文章のリズムにあり。もちろん句読点の打ちすぎは「過呼吸」のもとになるので、適度な度合いが必要です。意識するかしないかで、読みやすさも変わってくるでしょう。
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起業&副業家のブランディングライター やじままさこ
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