出世したいなら役に立て、後はやっぱり運「論衡7」
必要とされる存在は出世する
愚か者で、しかも不要な事をしているのに何故か出世するのは運
色々考えたけど、やっぱり運は重要だわー
って、きっと言いたいんじゃないかと思います
単純なラッキーだけじゃなくて
良いタイミングを見極める事とかも、運を引き寄せる要素と言えるでしょう
戦時中なら、戦争に関連するスキルが重宝されるでしょうし
平和な時は役立てるのが難しくなります
ラッキーはどうしようもないので
運がなかったときは、食って寝て忘れて
また明日も頑張りましょう
以下原文と翻訳です。
世俗之議曰:「賢人可遇,不遇,亦自其咎也:生不希世准主,觀鑒治內,調能定說,審詞際會。能進有補贍主,何不遇之有?
#世間の論議によれば、「賢人が待遇されるか否かは、結局は彼ら自身の責任である」と言われています。なぜなら、彼らは世の中の期待に応えず、上司に適した行動を取らず、内外の治世を観察し、適切な提言を行わないからです。彼らは言葉の使い方や場面の選択を誤ることがあります。もし彼らが主君に有益な提案を行い、役に立つことができれば、なぜ待遇されないことがあるのでしょうか?
今則不然,作無益之能,納無補之說,以夏進鑪,以冬奏扇,為所不欲得之事,獻所不欲聞之語,其不遇禍,幸矣,何福祐之有乎?」
#しかしながら現代では状況は異なります。役に立たないことをする者や利益をもたらさない提案を行う者が現れます。彼らは夏に鑪(ろ:金属を溶かす炉のことで、わざわざ暑い時に作るのは季節を間違っているという意味)を作り、冬に扇を奏でるような行動をとり、望まれないことを行い、聞きたくないことを提案します。彼らが災難に見舞われないのは幸運ですが、どのような祝福が彼らに訪れるでしょうか?」