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たまには立ち止まって(3)

起床後、ニュースや天気予報の情報収集前にSNSをチェック。
そんな人も多いのではないだろうか。

私自身がまさにそうで、大体前日にUPした内容の反応などをつい確認してしまう。

インターネットの普及と共に活発になったSNS。
いまでこそ様々なコンテンツが当たり前のように溢れているけれど、まさかこんな世界がくるとは考えられなかった。

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そもそもネット上で人とコミニュケーションを取ることは、こんなに公な雰囲気ではなかったのだ。

人の目に入らない海底都市のような場所に集まり、あーでもないこーでもないと討論している感じだったというか…。
(2ちゃんねるとかも懐かしい。)

時々地上の空気も感じながら、その場所で密かにコミニュケーションをとっていたような…そんな気がするのだ。

知らない人はいないであろう現代のSNS三本柱も、改めて調べてみると比較的まだ新しいと感じてしまう…。

Twitter ▶︎2006年〜
Facebook ▶︎2008年〜(日本上陸年)
Instagram ▶︎2010年〜


そう考えると、今はSNSをやっていない人の方が珍しがられるのだから時代は変わったなぁと思うのである。

ちなみに私は「mixi」(2004年〜)世代だった。

招待制というのも画期的ではあったけれど、「コミュニティ」という場所で様々な情報を得られることには素直に感動した。

限られた友達同士でしか私は利用しなかったが、きっとあの頃からネットの繋がりという選択肢が大きくなっていたのだろう。


ただ、今も昔もネットコミュニティという場所では「正しい情報かどうか」を見極めることは大切だなぁとはおもう。
惹かれやすい部分がなにかと多いが、どんな場所でもやはりデマや憶測、時には悪口等負のエネルギーも溜まりやすいことは多いからである。


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ちなみに私の家族は、私以外SNSとは無関係だ。
一番身近にいるプロデューサー(夫)は、一時的にやってみたが自分には合わないな〜と早々にやめたらしい。はっきりしていてちょっと羨ましい。

私はTwitter、Instagram、最近になってnoteを始めた。

note以外は基本的に「イラストレーター」として活動していこうと考え始めた頃にスタート。
基本的に告知だったり近況報告だったり…活動に関連する内容を投稿するのがメインだ。

でも、きっとこの活動をしていなかったらSNSには手を出さなかったかもしれない。

初めはネットで知らない人と繋がっていく〜!と、ドキドキだった。

しかし、人間の適応力というのはすごいもので段々と当たり前になってくる。そう考えるとちょっと怖い。

ありがたいことに、私は少しずつイラストを通じて色々な方と繋がっていくことができている。
しかし、必ず意識していることは「人とコミニュケーションをとっている」という感覚を忘れないことだ。


昔は雑誌やTVでしかその存在を確認できなかった憧れの有名人にさえ、SNSは簡単にメッセージを送れる場所。
この「簡単に」というのが良くも悪くもSNSの特徴の一つなのだと個人的には感じている。

あくまで画面の向こうにいるのは、
①自分と同じ「人」なのだということ
②決して自分と同じ立場・考えの人ばかりではないということ
③実際にお会いしているような感覚でいること
この3つは忘れてはいけないと思っている。

簡単に繋がることができる今の世界は、時に自分は一人ではないと感じさせてくれる心強さもある。ここでしか出会えないであろう繋がりもあるかもしれない。

堅苦しい文章になってしまったが、要は失礼なことはコミュニケーションの場には必要ないぜってことである。

ネットでの繋がりもご縁だと思い、普段人と接しているマナーは忘れないようにしていきたいものである。

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