見出し画像

バラと砂糖

無農薬のバラの花がたくさん手に入ったので、いろいろ楽しみましたよー
まず作ったのは、花びらだけをペットボトルに放り込み水を注いで二晩放置、できたのはバラ水、バラの香りがほんのり漂い、肌に優しい化粧水代わりになります
冷蔵庫に入れておけば数日は楽しめますよ!
お次は、バラチンキ、豪快に萼がついたままホワイトリカーに放り込みました
毎日、瓶を揺らしバラのエキスがアルコールに移るのを気長に待っています
ホワイトリカーなので、お砂糖を足して飲んでもよいし、化粧水やクリームも作れます!
その次は、丁寧に花びらをむしり取り、砂糖に漬け込み乾燥させました(冒頭の写真)
そして、最後に、もったいない精神で、バラ水に浸かっていた花びらをミキサーにかけ、バラゼリーを作りました

バラゼリー 糖質7gくらい

夢見る乙女のおばあさんの私としては、満足できる味だったのですが、家人には超不評・・・「食べなくても良いものだったかな・・」ですと!

そうなんですよ、ゼリーというもの、かなり甘くないと美味しいと感じないんですよね~涙

家人は、砂糖を摂りたくないので、花びらの砂糖漬けを避けたのです

私は、甘味を感じるのは舌の先端と教わってきたのですが、どの部位の味蕾も同じように感じることができるというのが昨今の常識のようです

砂糖は、甘さの原点、口に含むと脳に「甘い」という感覚が瞬時に伝わります
でも、不思議なことに、同じ砂糖の量を口に含んだとしても、水に溶けている状態と砂糖をそのまま舐めた時では甘さの感じ方が違います
私は、砂糖そのままの方が、砂糖水よりダイレクトに甘さを感じます

ゼリーも同じこと、5gの砂糖が入っていたとしても、ゼリーの中に溶け込んでいると薄まってしまいます
5gの砂糖をそのまま舐めた時の甘さとは違って感じますよね

家人から「食べなくても良いものだったかな・・」と酷評されたバラゼリー、今度は砂糖と一緒にバラゼリーを食してもらうために、もう一種類作りました
ゼリーの中の砂糖を減らして、バラの砂糖を散らしましたよ~
甘くないスポンジケーキも、食べる直前に粉砂糖を振れば、甘くおいしく感じるものです

さてさて、家人の反応は?

バラゼリー 糖質5gくらい

ゼリーの中には、3gくらいの砂糖が溶け込んでいて、上には2gくらいの砂糖が載っています
嫌がる家人に無理を言って、砂糖と一緒にゼリーを一口食べてもらいました
「おいしい!」を期待したのですが、「甘いけれど、ゼリーの質感と砂糖のジャリジャリ感がミスマッチ!」とのこと・・・
「粉砂糖にするべきだった」と思っても、「覆水盆に返らず」・・・残りは私が食することになりました!

味覚というものは不思議なものです
口に含んだ諸々の刺激が脳に伝わり、「甘い」「しょっぱい」という感覚が生じます
塩味を強く感じるエレキソルトスプーンが作れるのなら、エレキシュガースプーンも作れるのかな~?

未来の食生活は、いったいどのように進化していくのでしょうか・・・
それぞれの疾患に応じて、マイエレキスプーンを持ち歩くような時代には遭遇したくないんだけど( ^ω^)・・・

最後に、使ったお砂糖の糖質のおさらいです
グラニュー糖は1g=糖質1g
血糖値を上げる砂糖の親分みたいなグラニュー糖ですが、糖質管理をする上では計算しやすい利点があり、ポイントをしぼって少量を表面に使うという方法をとれば、効果的に甘みを感じられ満足度の高い低糖質ライフが送れると思っています

たまには、甘いものも食べたいですよね😊


いいなと思ったら応援しよう!