
2年続けたブログを辞めた、SNSの虚しさ
カラーの仕事を辞めるきっかけは、SNS疲れで、ふと虚しくなることなのかもしれないなと思いました。
SNSはキラキラ自慢投稿なわけで、同業者のを見ると、自分の今と比較してイライラ・ムカムカしたりします。
それでも、頑張って投稿を続けたある日、「何でこんなことしているのだろう?」と思ったとき、心が折れるのかもしれません。
2年以上続けたブログをすべて削除した日
ランニングブログを行っていました。
フルマラソン3時間切りを目指しています(あと4分というレベルです)
日々の練習を公開することで、キツイ練習も習慣化できるのではないか?と思い、ブログを始めました。同時に、「絵がうまくなりたい」と思い、週に1回、ブログで書いた絵もアップしていました(この投稿にあるような、季節の花鳥画)
同じランニングブログもたくさん見ました。一時期は1日30分くらい、10人くらいのブログを徘徊していました。
ほとんどは「こんないい練習できました」「●●さんと練習会しました」「35キロ地点でのたくさん応援してもらって、力になりました」とか、リア充アピールです。
たまにコメントしては、こちらもいいねやコメントもらって嬉しくなったりしていました。
先週末、いいねやコメントをもらうことが、目的になっていたのに気がついて、すぐにブログを削除しました。その後、他人のブログも見ていません。
もらうことが目的だと、投稿はそっちに媚びる形になります。つまり、ギブではなくて、どんどん押し売りになっていき、本来の目的から離れます。
ポイント練習は習慣化しましたし、絵は毎日描くようになったので、ブログの目的はとっくに達成していました。でも、SNSの「いいね」で得られる自己承認欲求が麻薬でした。
他の人のブログを読んでも、参考になった気にしていましたが、何も行動に結びつかず、結局時間の無駄でした。
ポケモンGOで、雨の夜中、ギャラドスを捕まえ行った時感じた虚しさ。
「いったい、何のためにやっているのだろう?」
それに近い感情でした。
ふと虚しさを感じ、どちらも辞めて良かったです。
家族との時間や、新しい勉強への時間どころか、日々の集中力がこまめに奪われる、このシステム。最強最悪ですね。
思い返すと、ランナーのインスタが、ただただ心を病むだけで、何も残りませんでした。
本を読んだ方が、よっぽど身につく
このnoteもそうですが、SNSやweb記事を読んだって、自分の行動に結びつかないと思います。受動的に与えられだけで、web記事を手書きでメモしたりしない限り、能動的にはなりにくいです。
私は、西野さんのオンラインサロンは1ヶ月で辞めました。西野さんとう他人の物語にいくら心踊っても、FBの投稿で良いアイデアがあっても、何も変わりませんでした。画面上の文字以上でも以下でもなかったです。
革命のファンファーレは、メモを取りながら読んだので、実際に行動に結びついたものはいくつもあります。
大好きなランニングのオンラインサロンは、3ヶ月で辞めました。同じものを好きな人同士のキラキラ投稿の方が、よっぽど殺傷能力が高いことに気が付きました。
怪我をして走れなくなり、いつもは「いいね」できていた人の投稿を、見るだけで気落ちするようになりました。
好きなものほど、自分が弱っている時、調子悪い時は落ち込みます。
特にインスタは、写真の端々、見切れている部分まで計算してアピールしようとするものなので、何の役に立たないのに、攻撃力がすごいです。
インスタ等を開設する際、同業者がどんな投稿をしているのか、視察するのは良いと思いますが、その後は見ても何の参考にならないと思います。
書籍は成功者の自慢話も多いですが、良書はどんなブログやSNSより、行動に結びつくと感じます。
最近のオススメはエッセンシャル思考。
辞めるものを増やして、大切なことに集中しましょうという本です。
これを読んでいたので、躊躇なくブログを辞めました。
気が病まないインスタ
当社はカラーリストが頑張ることで支えられている会社ですので、カラーリストが見て気を病むのではなく、やる気や発信のヒントなどを得ることができるインスタにしたいと思っています。
https://www.instagram.com/ais.color/
最近投稿していませんでしたが、こちらで、サロン企画で撮影した服の画像などを無料で配信する予定です。
発信ネタ・素材を見つけるのは大変なので、その労力を減らしたいです。
SNSを行わないと、仕事にならない時代。
他の人の投稿と、自分の投稿への「いいね」ばかり気にするのではなく、あなたが発信することで伝わる、あなただけの「お客様」に、良い情報を届けて欲しいなと思います。