成功している、予約が絶えないカラーリストが、あえてアナログにこだわって、時間と労力を注ぐ理由
形のないカラーやイメコンのサービスで、満足してもらえる、口コミを生む「価値があるもの」は、40年前から変わっていません。
それは、布の色見本と、その人だけのアドバイスシート(印刷物)です。
私は15年くらい前から最近まで
「今の時代、データでいいじゃん」
と思っていましたが、データにはそんなに、感動や価値が無いことに気がつきました。
成功している方の話を聞いていると、特にそう思います。成功している口コミが絶えないサロンは、何時間もかけてお客様へのアドバイスブックを作って、印刷して郵送していることが多いです。
成功している、頭の良くて、試行錯誤を繰り返してきた人が、あえてアナログにこだわって、時間と労力を注ぐ理由。
後日封筒が届いて、それを手で開けて、私だけの「想いのこもった物」を手に取って、感じる。
そこには、とても大きな体験価値があるのです。
データは概念として軽くて、もらった時の嬉しさが少なくて、忘れられてしまいます。
スマホで撮った過去の写真を、どれくらい見ますか?
気軽に写真を撮れるようになり、気軽に忘れていませんか?
当社で断トツの1番人気、スウォッチHA
何でこんなに選んで頂けるのかな?と分析すると、他社も含めて、今あるあらゆるカラーの教材で、1番口コミを生みやすい商品なのだと思いました。
1.お客様にプレゼントしやすい価格(1冊1100円くらい)
2.物体として、適度なサイズと厚さがあって、もらって嬉しい。
3.この投稿の写真のように、広げる映えるので、お客様がSNSで発信したくなる
4.持ち運びやすいサイズなので、カバンに入れておいて、友達とお茶しているときなどに、ぱっと見せることができる。「こないだカラー診断受けて、サマーだったんだ」「これが、私の色見本」と、話のネタになって、口コミや紹介の元になりやすい(気軽に持ち運べることが、とても重要)
5.お客様がいらなくなったら、メルカリで売れる(スウォッチHAは、セカンダリーマーケットでも人気で、市場価値がある状態)つまり売ると1000円とか1500円引きでカラー診断を受けられたということに。というより、あとで「おこずかいゲット」という意識が高くなるので、よりラッキー度が上がって嬉しい。全シーズン(4冊)購入するお客様も多いです。いらないシーズンをメルカリで売れるのは、大きなメリットだと感じます。
6. カラーリストは、カラー診断の単価アップができる。この価格だと、「似合う色見本付き19800円」といった形で、サービスに組み込んで、同じ内容でも単価が上げやすい。
7.アドバイスシートは後日郵送になったとしても、この色見本は当時にお客様に渡すことができる。つまり、その日も嬉しくて、後日に私だけの物が届き、嬉しさの波状攻撃で、お客様の記憶に良い思いが刻まれる。これが「こんなにしてくれて、誰かに紹介したい!」という原動力に。
8.ビスを取って、組み替えや取り外しができるので、カスタマイズができ、オリジナリティ(特別感)を上げることができる。
9.診断後に、セカンドシーズンの色見本の販売もできる。買ってもらえれば、単価アップに。例えば、当社だと1冊の場合は1750円+送料なので2120円に。お客様が、当社から購入するより、先生のところで1750円で購入できた方が、送料分お得。1100円で仕入れて1750円で売れれば、650円の利益に。
「Googleの口コミに今投稿して頂きましたら、色見本を500円引きにします!」とすると、利益は出ませんが、口コミのレビューが溜まってお客様もお得に。しかもその場で買ってもらいやすいという状態になるので、双方にメリットが生まれる。