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もしや平安時代的なアレか

ロードバイクで荒川へ。

荒川に到着。
空も広いし河川敷も広い。

それに比べて‥‥。
いや、やめておこう。

さて。

右か、左か。
右なら下流、左なら上流。

9割がたは下流へ向かう。
下流に行くほど走りやすいので。

でも、この日は、
たまには、で、上流へ向かった。

これが運の尽きだった。

というのはサスガに言いすぎだが、
この日も見事にトラブった。


パンク。

小さな破片が刺さっていた。
穴は小さく、しばらく気づかなかった。

なんか変だな、と、止まって確認する。
後輪のタイヤを指で押してみる。

押せる。
軽くへこむ。

空気圧が正常なら、
押したところでへこみはしない。

いや、指の力が凄い人なら、
いや、まぁ、それはそれ。


天を仰ぐ。

あーあ。

太陽の位置を確認する。
時計を見る。

日没まであと1時間てところ。

試しに空気を入れてみる。
すぐには抜けない。

修理をするか、
だましだまし走るか。

予備のチューブはある。

パンク修理キットもある。
どうとでもなる。

が。

パンク修理は、たまに失敗する。
工具で穴を増やすことがないでもない。

慣れてしまえばなんでもないのだが、
パンクもタイヤ交換も年に1回程度である。

ゆえに、毎回、
えーと、これでいいんだっけ、となる。

だましだまし行くことにした。


それなりに距離は稼げた。

が、少しずつ穴が広がったのか、
残り3kmくらいの地点で限界に達した。

空気を入れてもすぐに抜けてしまう。

まだしばらくは明るいだろうが、
世の中はほとんどは日陰になっている。

さすがに冷える。
寒いのはやだな。

面倒くさくなった。
歩くことにした。

たまにはいいだろう。
ほら、道々の紅葉もきれいだし。

視線は少し痛かったけど。


さて。

思い出してみるに。

ここ半年くらいで
上流へ向かったのはいかほどか。

ざっくり日記をざっくり遡るに、
とりあえず記録としては6回。

① 鍵のトラブル
② 特に何もなし
③ 泥だらけになる
④ 大いに道に迷う
⑤ フレームにヒビが入る
⑥ パンク

打率が凄いな。

舗装が荒れている区間が多いので
気も使うし腕も疲れるし、というのもある。

まぁ、あれか。
MTBで行けってことか。

ないけど。

それとも方角が悪いのか。
風水的なアレか。

それとも、
方違えでもすればいいのか。

あれ?

ああ、なんということでしょう、
平和だった②は方違えだったのでした。

なんとなしに少し西へ行ってから、
それから荒川へ向かったのだった。

②以外は荒川へ直接、だ。

恐るべし、陰陽道。


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やぐるま
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