文学フリマ広島2025

地元福岡の文フリだけでは飽き足らずついに広島まで進出した。山口挟んですぐ隣だし大丈夫っしょ🎶くらいのノリだった。
で、参加した結果、ばり楽しかった。文フリって本当に最高!
色々書きたいことはあるけど、まずは前日のことから書いていこうと思う。

イベント前日、豪雪で交通網がめちゃくちゃになった。私は当日の朝広島に向かう予定だったので「明日の朝まで続いたらどうしよう……」と不安になりしわしわピカチュウ(映画名探偵ピカチュウ)の顔になってしまった。
翌日起きてすぐに交通情報を確認したところ、なんとか回復したらしく新幹線は定刻通り動いていた。昨日まで積もっていた雪もだいぶ溶けたらしい。よかった~~!!と思いながら外を見たらまだめっちゃ積もっている地域があってビビった。

まさかの積雪に横転するハチワレちゃん

地元から一時間足らずで広島駅に着いた。広島には何度か来たことはあるけど、駅が工事中だったりで自分の記憶と若干違っていた。文フリ公式サイトの案内がなかったらだいぶ時間をロスしていたと思う。
会場は路面バスを降りて少し歩いた先にあったので、ここでは迷うことはなかった。見覚えのある青いのぼりが見えた瞬間ちょっと小走り気味になった。

同じカラーリング…ってコト!?

会場は想像していたよりも広かった。去年の福岡会場よりは少し狭い?くらいだったかも。
搬入したダンボールが各サークルの机じゃなく隅っこにまとめてあったり、ゴミ箱がなかったり、地区ごとの違いって感じで面白かった。ゴミ箱はあれば嬉しかったかな……と思わなくもないけど、ボランティアの方の負担が大きくなってしまうので仕方ない。

幣ブース

右側に掲げてあるポスターについて、私は前々回くらいからこのおしまいみたいな文章で道行く人に小笑いを提供している。
今回も「これ(ポスター)見て気になっちゃって……」と購入してくださる方がいた。少しでも販促に繋がるならこれからもおしまいを飾り続けるぞ!と思った。

ところで今回の文学フリマ広島、来場者数が過去最高の1328名らしい。福岡とそんな変わらんくない!?
実はイベント中も賑わいは実感していて、隣のサークル主さんに「なんか人めっちゃ多くないですか!?」と喋りかけた。今回両隣だったお二人も広島は初出店だったそうで結局平均がどの程度なのかわからず(いつもこのくらい集まるのかな~)と思っていたら過去最高だと聞いて、やっぱりボジョレーじゃん!!と思った(私は最高値を更新することをボジョレーと呼んでいる)

たしか昼前くらいに撮ったやつ

今回は既刊の『崇高なる消費』『ゴーストライターは踊る』と新刊の『まじめの代償』を出品した。
まじめの代償はあらすじにインパクトが欠けているかな?と思って前回好評だった崇高なる消費を目玉商品にしたけど、意外なことに一番人気はゴーストライターだった。「世界観が気に入った」という声を多くいただいた。
ゴーストライターは芸術家だけが優遇される架空の未来都市を舞台にしているので、文学に興味を持つ文フリ参加者の方にとってはある種親しみが持てるのかもしれない。
あと面白いことに毎回あらすじを説明すると「夢みたいな世界ですね~!」と仰る方が一定数いる。ほんとお?

今回はしっかり買い物をするぞ!と決めていたので、いつもより長めに休憩時間をとって会場を回った。
事前にwebカタログで気になるブースにチェックを入れていたものの、会場で確認したところなぜか絞り込み機能が死んでいたので結局全部見た。私の使い方が間違ってたの?あれ。
ちなみに今回購入したものはこれ↓

✨宝の山✨

左上の封筒は書籍ではなくマダミスで、最近ボドゲやマダミスをつまんでいる私はホイホイ買ってしまったんだけど、GM入れて最低三人必要だから人数集めが結構難しいことに気付いた。サークルにでも持っていくか……
他は小説だったりエッセイだったり、色々なジャンルの本が買えた。これでしばらく読書には困らない。ホクホク。

そんな感じで、初の遠征出店はめっっちゃ楽しかった!
ありがたいことに今回で『ゴーストライターは踊る』は完売、『崇高なる消費』は残り極少になった。嬉しい。
在庫がある分は通販に回す予定なので、気になった方はご検討いただけると幸いです。

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