「狩人」でなく「農夫」になれ【世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた】30『パーミッション・マーケティング』
パーミッションとは「許可」という意味。
現代は顧客の事前許可がとても重要なのだ。
パーミッション・マーケティングは、手順を踏み、顧客の信頼を得る。
パーミッションには5段階ある。
すべて委任
顧客から意思決定を一任された最高レベル。
パーミッションレベルは継続率で計れる。ポイント
スタンプなど。
どれくらいポイントを使うかを把握すれば、パーミッションレベルを計れる。パーソナルな関係
顧客と人間関係があるレベル。ブランドの信用
著者のゴーディンは、「ブランドは過大評価されている。お金も時間もかかるのに、計算も制御もできない」と手厳しい。現場
販売員と顧客は店舗で間近に接するが、それは一瞬に過ぎない。
これら5つ以外は、最低レベルの「スパム」だ。
パーミッションには3つのルールがある。
パーミッションは流用できない
パーミッションは、瞬間ではなくプロセスの積み重ね
顧客はパーミッションをいつでも取り消せる
従来の広告マーケティングは結果がすぐ出る「狩り」に近いが、パーミッション・マーケティングは「農耕」に近い。
POINT
「絆」を数値化し、時間と手間をかけて顧客からの信頼を深めろ