「狩人」でなく「農夫」になれ【世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた】30『パーミッション・マーケティング』

パーミッションとは「許可」という意味。
現代は顧客の事前許可がとても重要なのだ。

パーミッション・マーケティングは、手順を踏み、顧客の信頼を得る。
パーミッションには5段階ある。

  1. すべて委任
    顧客から意思決定を一任された最高レベル。
    パーミッションレベルは継続率で計れる。

  2. ポイント
    スタンプなど。
    どれくらいポイントを使うかを把握すれば、パーミッションレベルを計れる。

  3. パーソナルな関係
    顧客と人間関係があるレベル。

  4. ブランドの信用
    著者のゴーディンは、「ブランドは過大評価されている。お金も時間もかかるのに、計算も制御もできない」と手厳しい。

  5. 現場
    販売員と顧客は店舗で間近に接するが、それは一瞬に過ぎない。

これら5つ以外は、最低レベルの「スパム」だ。

パーミッションには3つのルールがある。

  1. パーミッションは流用できない

  2. パーミッションは、瞬間ではなくプロセスの積み重ね

  3. 顧客はパーミッションをいつでも取り消せる

従来の広告マーケティングは結果がすぐ出る「狩り」に近いが、パーミッション・マーケティングは「農耕」に近い。

POINT

「絆」を数値化し、時間と手間をかけて顧客からの信頼を深めろ

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