39歳・129日目の日記
2024年5月19日(日)に東京流通センターで開催された「文学フリマ」なるものに足を運んでみた。
お目当てはずっと曲を聴いていて1回だけライブにも行ったことのある寿々木ここねちゃん(以下ここねん)とすずめ園さんの共作本「湯気がみえたら」だった。
内容は二人の日記本であるということで、ひと回り以上も歳下のここねんのセンスや存在に好感を抱いている私は当然「読んでみたい」という気持ちでそわそわして、前日の5月18日(土)は出社で週6勤務だったから日曜は家の掃除をしたり猫と戯れたり休んでいなきゃいけないと思いつつも、早起きできたのでやっぱり行こうかなと11:30頃に結局会場へ向かった。
ここねんのブースのある第一展示場はおもにエッセイなどのノンフィクション作品がメインで、活気に満ち溢れていた。
真っ先にここねんとすずめ園さんのブースに向かいお目当ての本を購入した。
事前にすずめ園さんのXを見ていたらマンホール蓋の旅についての本も持っていくとのことだったので、マンホールカードを集めている私は勿論惹かれて購入した。何冊も出されていることを知らずに「2」だけを購入してしまった。
若い子がこういうテーマで本を自主制作しているのが熱い。こういうことがしたかったけど中途半端に終わった高校生くらいの時の私を思い出す。それから現在までやっぱりなんでも中途半端!
飼い猫のコルのイラストが入ったトートバッグをすずめ園さんが褒めてくれたのと、ここねんが1度しかライブに足を運んだことのない私に対して「なんか見たことある」と言ってくれたのが嬉しかった(リップサービスだとしても嬉しかった)
その他のブースもぐるっと1周見て回った。タイトルに惹かれてサンプルを読ませてもらって「あれ・・違うな・・」と思った時の去り際がとても気まずい。
でも何かしたいなと思っても何もできていない私にとっては、こうして趣味で自己表現をしている人たちは皆尊敬の対象として映った。
「湯気がみえたら」を読み始めてすぐのここねんの日記に「新潮文庫のマイブックを毎日描いて、おばあさんになった時に見返して、二十四歳の日々を見てなんらかの涙を流すだろう」と書いてあっていいなと思った。
私はもう39歳だけど、来年は40歳になるんだし、この30代最後の毎日をどんな風に過ごしていたのか書いておいて49歳の時に読み返してみたら楽しいのかも?と思い、会員登録から5年の時を経てついにnoteを書いてみる。
子どもの頃から結婚や出産はしないだろうと思っていた(結婚はしたけど)ので、おおむねその通りの39歳になっている。
2年前にボランティアさんから譲り受けた2匹の猫(現在7歳)との日々も残していきたいと思っている。
SNSはXをやっているけど、やっているというかむしろやり続けすぎているけど、日常が流れるように無くなっていく気がする。
だから猫たちについて思ったことはなおさらnoteにくわしく書いていきたい。