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11/7 『血腐れ』インタビュー&『撮ってはいけない家』サイン本作成

5時10分起床。掃除機がけをしてからお弁当を詰め、娘達を起こす。朝に出かけるのでランニングは休みにして、筋トレしながらAudibleで浅倉秋成先生の『家族解散まで千キロメートル』を聴き終えた。クライマックスで目的を遂げたあとに、こんな展開が待っているとは思わなかった。想像もしなかった読後感だった。

メルマガの日記を書いて朝食をとり、荷物を準備して身支度して、洗濯物を干すのを夫と大学2年の息子に頼んで8時過ぎに家を出る。そしてバスと電車で飯田橋に向かった。編集さん、エージェントさんと合流し、駅前の貸し会議室へ。

午前中は書評家の朝宮運河さんから『血腐れ』や過去の作品、そしてこれから発売となる『撮ってはいけない家』についてインタビューを受けることになっていた。
朝宮さんとは今日が初対面で、お顔は知っていたので自分よりだいぶお若い方だと思っていたのだが、お話しするうちに一歳しか違わないと分かった。

おかげで昭和ホラーの話や当時レンタル商品がたくさん出ていた心霊ビデオの話など、楽しくおしゃべりさせていただいた。かなり読み込んでくださったようで、『血腐れ』の収録作品について一作一作丁寧に聞き取っていただけてありがたかった(※後日公開となったインタビュー記事がこちらとなります↓)

その後、朝宮さん、編集さんと別れてエージェントさんと昼食を取り、今度は護国寺へ。講談社で『撮ってはいけない家』のサイン本を作成する。自分はこれまで最高でも一度に50冊程度しかサインしたことがなく、今回もそんなにたくさんではないだろうと思っていたら、200冊だった。売れっ子作家さんに比べれば大した数ではないのかもしれないが、いきなり4倍の質量を目の当たりにしてちょっと腰が引けた。

そしてこの日初めて実物の書籍を手に取ったのだが、とんでもなくカッコいい。怖くてインパクトがあるのはもちろんのこと、パッと見シンプルなのに細部に至るまで凝った工夫が施されていて、美しくて怖い。フォントすら怖い。素晴らしいデザインに仕上げていただけて感動した。

編集さんとエージェントさんに補助してもらいつつ200冊のサインを終えたあとはプロモーションと来年の新刊について打ち合わせ、それから明日、いよいよ島田秀平さんのYouTube番組《島田秀平のお怪談巡り》の収録があるので、練習がてらお二人に聴いてもらった。友達以外に聞かせるのは初めてだったが、ちゃんと怖がってもらえたようで良かった。

16時半過ぎに講談社を出て最寄駅に着いたのは18時半だった。夕飯はレトルトカレーに買ってきたお惣菜を各自トッピングして食べてもらった。食後はメールの返信をして明日持っていくものなど準備し、Xで作品を紹介してくださった方にお礼をして真島文吉先生の『右園死児報告』を読み23時就寝。

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