50.【読書20】『GO』国境線なんか、俺が消してやるよ。
こんにちは。八木原 悟です。
noteも記念すべき50回目の投稿です!
いつも「スキ」をありがとうございます!!
嬉しい事に、昨日のnoteのチームビルディングの記事が、ビジネスカテゴリーでピックアップされましたー!よかったらご覧くださいね!
ではでは。
本日ご紹介したい一冊は、こちら
『GO』
著者:金城一紀
出版社:講談社
作者について: 1968年生れ。著書に『GO』『レヴォリューションNo.3』『フライ,ダディ,フライ』『SP』など。
『GO』は、30代のメンズなら一読してると言っても過言ではないです。
私の青春のバイブルです。
『GO』は、在日コリアンの主人公と、日本人の彼女との青春恋愛をベースに物語は進んでいきます。
その裏に、国籍、民族、在日、差別問題などのメッセージも書かれています。作者の金城さんの半自伝的小説のようです。
あ、、、そうだ、そうだ。
実は、私も27歳の時、
自分の国籍について考えるタイミングがありました。
なんでかって?
当時の恋人が、たまたまね、韓国籍だったのです。
このまま結婚して、もし子供ができたら、
子供たちは、在日韓国人なのかな?
それとも、在韓日本人なのかな?
国籍はどうしようかな?など
物思いにふけりました。
結論、「結論は出ませんでした。」
色々あって別れたので、答えは藪の中です。。
時を現代に戻します。
たかが私のとるに足らない色恋沙汰だったかもしれません。
しかし、国籍、民族の問題って、今や
SDGs目標⑩に
「人や国の不平等をなくそう」
と明確な目標が掲げられています。
※参考URL:外務省 SDGsについて
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
『GO』は、この国籍、民族、出自の課題を投げかけていました。
国籍、人種、民族、出自、属性、年齢、性別で左右されない社会が、今、これからの社会にさらに求められてきています。
私だけでなく、日本だけではなく、世界中のテーマなので、緊急かつ重要な課題です。
じゃあ、私たちにもできることって何だろうか?
この答えは、藪の中ではなく、解決したい課題ですよね。
まずは、一人一人が「自分事」になること。
直近なら、2021年4月18・19日のアースデイ東京というSDGs関連のイベントに参加したりして、知見を深めること。
それが、問題解決のはじめの一歩です。
共に歩んで行きましょう。レッツGO!!
最後に、このセリフを書いて終わりにします。
『GO』の主人公の青年が、韓国籍の親父に向かって啖呵を切ります。
「国境線なんか、俺が消してやるよ。」
今日はここまで。