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渡る世間は沼ばかり ④ ガンダム(アニメ) #ハマった沼を語らせて
あえて言おう、ファーストであるとっ!!
四日連続「沼」系記事。
スカパーさん。これね、もう募集ネタ自体が「沼」ですよ・・・。
四作目は「ナンバーフォウ」に絡めて、「ガンダム」にしました。
変形する方じゃなく合体する方の(出だしからファーストでなくなる)。
「ガンダム」と言う名の付いた作品は、アニメでも映画でも漫画でもゲームでもプラモデル(他、造形物)でも、とにかくめちゃくちゃにある。そしてそのどれもが誰かの「沼」として数多の人間を溺れさせ、かつ新たな人間を誘い続けている。
なんと罪深い作品か・・・。
かく言う私も、いくつかの「ガンダム沼」にハマり込んだ勢の一人。
その中でも「最大で最深の沼」と言えば、やはり「ファーストガンダム」と呼ばれることになる「機動戦士ガンダム」なのだっ!
なんて、偉そうに言ってますが。
全ての原点である「アニメ放送」はリアルタイムでは見ていません。
何しろ放送は今から46年も前、1979年の出来事。
恐ろしいことに、この「ガンダム沼」ができてからおよそ「半世紀」経ったにも関わらず、その「吸引力」は衰えを見せていない!
もはや機動戦士ダイソンでもいいかも知れない!
(軌道修正)
「とっかかり」は「THE ORIGIN」と言う漫画作品でした。
作者の安彦良和さんのイラストが大好き(学校の図書館で「アリオン」を読んだのが出会い)で、書店で見かけて中身も知らずに購入して読み始めたのが最初です。
ヤバかった。
驚くほどにキャラが立ってる。
登場するメカもいい。ストーリーもたまらん。
あっという間に虜ですよ・・・。
で、それらを一通り読み終えてから「TVアニメ」に移行(もちろんスカパーで観たわけで!)したわけですが、これまたいい味出してるんだなー。最初は思いっきり「子供受け」を狙った作品作りだと思いました。
主題歌からして「燃え上がれガンダム」ですよ!?
戦闘兵器が燃え上がっちゃあマズイでしょう!
でも、途中からかなりシリアスな展開に変わっていきます。この辺りに制作者の苦悩が見て取れますよね。「あ、子供向けじゃダメだ」と方向転換したんだと思いますが、この方向転換が「それまでのアニメ」と「それからのアニメ」の決定的な違いに繋がったのかも知れません。
今日の世界に誇れる日本の「オタク文化」は、実にこの時の制作陣の舵取りをもって生み出されたもの、と言っても過言ではないような気がします。
とにかくジオン軍が好きっ!(ジオン沼)
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かっこええ・・・
どう考えても「悪役設定」なんですが、その悪役に魅力があるからガンダムは面白いんでしょうね!
私はもう、誰が何と言おうと「圧倒的ジオン推し」の一人。
戦争には負けたけど、「傾奇者」なんで、負け戦こそ「だが、それがいい」わけです。
キャラクターもモビルスーツ(作中に登場する搭乗するタイプのロボット)も制服も好き!
まずはその辺りについて、語るとしましょう!!
制服
連邦の「決まりきったユニフォーム」とは違うぜ!
みんな自由さ!
襟章、胸章、肩章はとにかくゴツく、派手にね!
布地の色も基本はオリーブドラブだけど、赤でも紫でも白でもいいよ!
え? 仮面被りたい??
OKOK!
丈も形も変えたい??
OKOK!
・・・ほんとに制服かw
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際立ってオサレな方がいますね。
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ん? ギレン混ざってる・・・??
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キャラクター
いやもう、ほんとに濃ゆい方々ばかりなんですが、皆さんいろいろな「ドラマ」をお持ちで、それがまたたまらない・・・。
連邦側のキャラクターなんかほとんど掘り下げられてません(あんなの飾りです。偉い人には、それがわからんのです。)が、ジオンのキャラクターは名前すら登場しない末端まで掘り下げられてる方がいますからね。
私の「最推し」は、キシリア・ザビ少将!
野心家で冷徹で策略大好き! 外交手腕とニュータイプ部隊を創設する先見の明の持ち主!
もう最初からこの人に任せておけば、たぶん一年戦争もジオン勝利で終わったはずだと睨んでる。
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マスクは肌荒れ防止のためだとか・・・。
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若返られた!?
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このあとクラブではっちゃけます!
モビルスーツ&モビルアーマー
作品に登場する機動兵器なんですが、連邦軍が最初から最後まで「ほぼガンダム(ホワイトベース隊)頼み」だったのに対し、ジオン軍はその脅威の科学力で、次々と新兵器を生み出していきます!
「ファーストガンダム」に限れば、連邦軍のモビルスーツは4種類しかありません。しかも、うち一つは半分戦車みたいなガンタンクです。
ジオン軍はモビルスーツだけで12種類、モビルアーマー7種類も開発して実戦投入に漕ぎつけているのです!(パイロット専用機、派生機除く)
たった1年の間に!!
特筆すべきは「ニュータイプ専用機」で、「ニュータイプ」という言葉が囁かれ、「フラナガン機関」と呼ばれる専門の研究機関が設立されてからわずか数ヶ月で4種類の「専用兵器」をロールアウトしているのです!!
これはもう、シュトロハイムでなくたって言うでしょう!
「ジオンの科学力はァァッ!! 宇宙一ィィィッッ!!」
そしてそのネーミングセンスたるや!!
ジオンの名を冠した「ジオング」はいいとしても・・・。
「ザク」「グフ」「ドム」など、切られたり殴られたりした時の効果音みたいな物から、「ゴッグ」「ゾック」「ズゴック」なんて似たような名前までいかにも「悪役」らしいネーミング!
姿形もいいんですよねぇ。
連邦軍のどこか演練されたイメージとはかけ離れ、いかにも「実戦兵器」らしい無骨さと言うか、荒々しさというか・・・。
モビルアーマーのデザインは・・・
皆まで言うな!
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連邦軍を左上だけにに抑え込んだぜ!
(ビグロが抜けても大丈夫!)
プラモデル沼(造形物)
ガンダムを語る上で欠かせないのがこの「プラモデル」。
80年代に始まる「ガンプラブーム」は、大人たちの都合で付け加えられた「派生作品」と「後付け設定」に支えられ、今も根強い一大ムーブメントとして脈々と続いている。
最近では価格も高騰、入手も困難なモデルも存在し、「転売ヤー」の暗躍も相まって、その価値は高まる一方! ファンとしては喜んでいいんだか悲しむべきなのか、判断に困る!
さらには、通称「お台場ガンダム」と呼ばれた「等身大ガンダム」まで登場し、人気の観光スポット(聖地)となっていると言う!!
私も散々製作しましたが、時間的に「製作できていない」プラモデルが箱積みにされております・・・。今はペットを飼っており、溶剤系の臭いも細かい部品のある物もご法度なのでそのままになってます。
この「沼」はかなり厄介でして、「完成度」とか「オリジナリティ」に目覚め始めると、道具とか塗料とか、とんでもないことに・・・。
またいろんなコンテストがありまして、「プロモデラー」なんて職業もある程ですから推して図るべし、なんですが・・・。
ゲーム沼
「ガンダムに乗って戦場を駆け回るタイプ」と「司令官となって戦略的に戦うタイプ」に大別されます。曰く、「アクション」と「シミュレーション」ですね。
私は特に「シミュレーション」の方に沼っておりまして、「ギレンの野望」というゲームを未だにプレイし続けております。
元々はPSP(プレイステーションポータブル)のゲームで、PSPのサービスが終わる前にPS Vita の方にダウンロードしましたが、その
PS Vitaも生産終了になって久しく、壊れたらプレイができないために予備の本体まで買う始末。
はっきり言いますと、おそらく死ぬまで遊びます。
年に何度か、必ず「プレイしたくなる波」が来るんですよね。
何より楽しいのが「IFシナリオ」が存在していること。
推しのキシリア様を司令官にした「正統ジオン軍」と言うのが登場して、連邦軍とジオン軍(ギレン軍)を相手に戦うことができる(打ち負かすことができる!)わけです。
他にも「ガルマが死ななかったら」とか「ドズルが司令官だったら」とかザビ家推しにはたまらんシナリオがありますし、「シャアをガンダムに乗せる」なんてこともできちゃうんですよ!
バンダイナムコさんにお願いしたい。
「新作」とは言わないので、「リメイク」してくれないかなぁ!
「SEED」の方はリメイクするそうじゃないですかぁ!?
それよりも長ーーーく、待ってるんですけどぉ!
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続編・派生作品も半端ない。
この後「Zガンダム」「ZZガンダム」と続いていくのですが、私の中で一つの区切りになっていたのが「逆襲のシャア」という映画。
しかし、その後「ガンダムUC」「閃光のハサウェイ」というシリーズができて、今はこちらが私の中での区切りとなっております。
で、気が付いたんですが、「ガンダムの歴史」って、結局「ブライト・ノア」の歴史だなぁ、って。
少なくても私は、そこで区切りを付けているわけです。
そういう意味では、私は「ブライト沼」にハマっていたのかも知れない。
意識したことはなかったけれども。
そんな私の感傷に似た思いとは別に、「ガンダム」関連の作品はものすごい数が作られてます。
時代は同じだけど舞台が別のストーリーもあれば、特定のキャラに焦点を絞った作品、パロディ作品、スピンオフ作品まで、幅広い。
こうしたジャンルを超えた「広がり」を見せたのも、やっぱり「ファーストガンダム」の与えた影響の大きさなんだと思います。
新作も始まりましたよね。
こうして新たな「沼」が生まれ、「ガンダム」の世界はまだまだ広がっていきそうですが、どこまで続き、どこまで観ることができるのか・・・w
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皆さんも、ぜひ、『スカパー!』でガンダムを観ましょう!(忖度)
というわけで・・・。
まだまだ沼りそうです。
そうして私は刻の涙を見るのでしょう。
さて、言いたいことだけノリノリで勝手気ままに進めて参りましたが、またもや4,000文字オーバー!
これもまだまだ語り尽くせないところではありますが、このくらいにしておきましょう!
ところで、記事の端々に「漫画・アニメネタ」を仕込んでみましたが、皆さんいくつお気付きになりましたか??
全問正解の方の中から抽選で1名の方に、ジオン謹製のモビルスーツ一機をプレゼント!(何が届くかは届いてからのお楽しみ!)
※ 着払いにて対応可能な方に限ります!
もちろん、冗談です。
若さゆえの過ちというやつですね。
それでは、今夜はこの辺で。
おやすみなさい。
いい夢が見られますように✨✨✨
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