未来のためにできることなんてない。
「コイツ、いきなり身もフタもないこと言いやがった。」
あなたもそう思いましたか?
ですが、巷でよく言われているような「未来のためにできること」が、本当に「未来のため」になると思いますか?
ユニセフのホームページでは、SDGsについて、
人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標
として17項目を挙げていますが、これ、どこまで「人間目線」の物言いなんでしょうか。
そもそも、「SDGs」という言葉自体が、
「持続可能な開発目標」
なんですよね。
え、この期に及んで、まだ「開発」するんですか?
「地球がヤバい」って言った、そのすぐ後で?
17個の目標のうち、直接的に「地球環境を良くしよう」と言う項目は、たったの3つ。
割合は18%
順番は13~15番目。
そんな「人間本位」でいいんですか?
地球終わったら、人類ばかりか全生物が終わるんですよ?
ほんとにわかってますか?
ここ何年か、日本では毎年「異常気象」と騒がれ、「観測史上最多」を更新しています。
おそらく、20歳以上の方ならほとんどが、
「昔と気候が変わった」
と、その肌で、毎日感じているはずです。
つまり、「ここ十数年で、劇的に気候が変化した」ということです。
これがどれだけ異常なことか、おわかりでしょうか。
私が提唱したい、「未来のためにできること」
それは、「科学者主導の国際的地球環境保護団体」の設立と運営です。
「政治主導」では、もうダメです。
世界中からトップブレインを集めて議論し、「国単位」で地球の環境保護に取り組みましょう。
科学者団体の提言を受け、「個人でできること」を具体的に、より詳細に、きちんと教えてもらい、実行しましょう。
政治家が人気取りのために言ってるようなことではなく、実効性のあるものを。
恐らくは、今の「便利な生活」を手離すことになるでしょうが、そもそも我々は「地球」という牢獄に囚われた「罪人」も同様なのです。
「生かされている」以上のことを、あれこれ求めるべきではないのかも知れません。
2030年まで、あと6年。
2015年から9年で、進捗率は16%とのこと。
この記事を書いている、今、この時も、地球のどこかで戦争が続き、森林が伐採され、海が汚されている。
我々は未熟過ぎて、未来のためにできることなんて、ない。
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