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brandkojo
(続)パラレルワールド#ボケ学会(1分で読めるくだらない小説)
私は私と似た男と睨み合い、並行線のまま交わる事も無く一晩を過ごしていた。
…この男、何故私と同じ顔なのだろうか?以前聞いた事があるあの話か?パラレルワールド!
この世界には自分達と全く同じの世界が存在する
とか言う都市伝説。だとすると納得する。
だが、にわかには信じられない…
「君の名前は何と言うのですか?」
と、私は謙虚に聞いてみた。
「私の名前は、堀井康孝だ。君は何と言う名だ?」
と、威張って言うが、その名前は僕と同じであった。
やはり間違いがない、この男はパラレルワールドから来た
自分だ。
その事を彼に説明した。
彼も困惑していたのだが、不承不承ながら納得したみたいであった。
彼は何故この世界に迷い込んだのか?
これが大きな疑問であった。
だが、その疑問は直ぐに解決した。
それは、彼が歌っている歌が原因だった。
今思えば、本当に馬鹿馬鹿しいのだが、
これがボケ学会の落ちなのだ!
🎵現在・過去・未来・・・・・
そう、彼は渡辺真知子の「迷い道」を口ずさんでいた
為にこちらの世界に迷い込んでしまったのだ。
私は彼に言った。
「もう一度、この「迷い道」を歌いながら
今来た道を戻れ!」
と。
彼は歌いながら、私の部屋から出て行った。
彼が元の世界に帰れたかどうかは、定かではない。
https://youtu.be/XZlr800Q22Y?si=UYkiGa3ezgZWNDMe
迷い道を知らない人は、この↑の部分を
長押ししてください。