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売れないKindle作家の独り言(37)
歌詞の考察(独断と偏見)
三代目Exile Tribeの花火
この歌詞は物語と言うよりも、女性の気持ちを素直に表現した歌詞だと感じました。
♪パッと咲いてシュンと散って、夜に打ち上げられた恋花火
二人 照らしながら広がる 零れる火の粉は切なさと変わって
私の胸 熱く染めました
この歌詞を読んだだけでも、花火の色彩と群衆の中の二人の姿が想像されます。
次に、女性の心情を素直に表現します。
♪あなたを想う気持ち 熱を出しました
ひとときも離れてはいられないほど 会いたいただひたすら会いたい
そして、その想いは恋人にも伝わります
♪初めて繋いだ手のひらに こみあげた愛しさが逃げてしまわない様に、どちらからとも無くギュッと手を握ったまんまで花火を見上げているんです
ここでは、「初めて繋いだ手のひら 」と、ある様に付き合って間が無い様に感じます。
「どちらからとも無くギュッと手を握ったまんまで花火を見上げる」
と、ある様に二人の気持ちは同じです。
この後も女性の心情が語られるのですが、曲に乗せて
情感込めて歌い上げる歌唱力は、流石としか言いようが無いです。
花火をモチーフにして、恋の気持ちを素直に伝える、歌詞。
誰もが理解でき、誰もが想像出来る。
これこそが、文楽の様な気がします。
文を楽しむ。
老若男女の人達が読んで楽しめる、その様な物を私は、書いていきたいです。
竹内まりやの歌詞とは違い、小説の様な感じはしませんが、
本当に素敵な歌詞だと感じました。
皆さんはどの様に思われますか?