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クローン人間誕生(2)#ボケ学会(150字の小説)


目が覚めると、俺が居る!
何故だ!
何故俺が居るんだ?
俺は双子だったのか?
そんな事は聞かされてもいない!
鏡に映った俺の姿か?
いや、鏡など無い。
もしかすると、俺のクローン人間か?
頭の中は混乱する、だが冷静に見ると少し違う。
同じ姿だが、彼は寝ている。
誰かが言った。
「ご臨終です」
俺は幽体離脱しているみたいだ。

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