猫になった宇宙人(9) 2 ボーン 2022年10月25日 04:08 猫になった宇宙人(9)猫では、問題の解決は出来ない。その女を引っ掻くぐらいは出来るが!私は猫以外の動物にも成れるが、タイトルは「猫になった宇宙人」である。猫以外の動物になるのは、私のポリシーに反する。ここは猫のままで、行くべきであると、私の心の声が聞こえてくる。「そんなのタイトルを変更すれば良い事だろう」と考える読者もいると思うが、私にはそれが出来ないのだ。何故なら、私は一度決めた事は変えない主義だからだ。そう、私は頑固者!虐め問題を解決すると思ってはみたが、これはそう簡単には出来ない。何故なら、地球人の心のレベルが低すぎからだ。また、一人の人がいじめを受けていても、それを「我関せず」と、ほとんど全員が想ってしまう事の虚しさ。愚かさ。悲しい現実である。自分は他人より優っている。その様な心に支配されてしまうと、他人の事など無視して、自分本位に考えてしまう。白人が黒人を奴隷にしたり、ユダヤ民族を虐殺したり、身分制度もそうであろう。その最悪が戦争である。自国の優位にする為に、他国を犠牲にしても、悪意さえも感じない。これは地球人の心の病であろう。この心の病をいかに解決するかは、より高い思想を持つ事が必要である。一人の勇気ある行動が、波動を呼び起こす事もある。一人、一人が、他人の痛みを感じていけたなら、いじめも戦争も無くなるのではないだろうか?私達の星では、全ての人が平等で、穏やかに争いも無く暮らして行けるので、この様なイジメなど考えても見なかった。私は猫なので、偉そうな事を言っても誰も聞いてはくれない。というより、「ニャー」としか言えない。私には、虐めの解決は出来ないが、少女の為に癒しを与える事はできる。少女には、他の悩みもある。私には聞こえてくるのだ、心の声が。強くて、悲しい心の声が。その一つは、家族の事である。家庭不和。これ程の悲しいものはない。本来、家庭とは安らぐ為に無ければならない。家に帰っても心が落ち着かないのであれば、家に帰る意味が無くなる。ただ寝るだけに帰るのであれば、ホテルでも良い。少女の家庭は家族の間の繋がりは、残念ながら無いのだ。何故この様な家族になってしまったのか?少女の気持ちを読み取ると聞こえてくる。皆んなそれぞれに、自分中心。自分だけ良ければ良いという考えになってしまったからだ。何故、自分だけ良ければ良いと思う様になったのか?原因を探っていこう。自分本位で考えることが、地球人の特徴かも知れない。それとも、少女の家庭だけが特別なのか?家庭不和の原因を解決していけば、血の繋がった家族だ、仲良くなるはずだ。何故なら、最初から家族の仲が悪いとは考えられない。家族一人一人の心を観察していこうと、私は思っている。前回の 猫になった宇宙人(8)に、多くのビューが付きました。お読みくださった方々に感謝いたします。(9)もよろしくお願いいたします。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #家族 #宇宙人 #少女 #コメディ #解決 #売れないKindle作家 #連続 #地球人 #いい加減なお話 #Kindleにて販売中 #整合性正誤性 2