Photo by hananosu 霊が撮れる例のカメラ(5) 4 ボーン 2023年7月29日 19:43 5部屋に戻ってみると、いつもの部屋である。何にも変わってはいない。部屋の電気を付け、辺りを見渡すが、霊が居そうな雰囲気では無い。少し蒸し暑いので窓を開けた。時刻は19:00を過ぎていた。「もう、5月も終わるか。月日の経つのは何でこんなに早いんだろうか?子供の頃は遅かったのに・・・」と、独り言の癖は直ってはいない。……もしかしたら、幽霊が聞いているかも知れない……と、カメラを鞄から出してみる。「今から写真を撮ります。化粧は済みましたか?良いですか!一枚撮りますよ。ハイ、チーズ」……知らない他人がこの光景を見ていたら、僕は気が可笑しい人と思われるだろうな……と、想いつつシャッターを押した。「写っていたら良いのだけど。」と、また独り言。「そう言えば、『⭕️⭕️公園で霊達を撮って来たら』と言われたな。『修行になる』とも言われたな。夜中の2:30には未だ早いし、寝てしまったら起きられないし。どうしようかな〜。先ず飯でも食うか」と、僕は一人寂しく、カップラーメンにお湯を注いだ。カップラーメンを食べながら、ふと思った……こんな生活を続けていたら僕は、一生うだつの上がらない人間になってしまう。このままでは駄目だ!目標に向かって強く生きないと、・・・・僕は必ず売れっ子カメラマンになるぞ!………僕は⭕️⭕️公園に行く事を決意した。⭕️⭕️公園まで5kmぐらいはある。歩くと一時間だ。歩く途中でタクシーを拾おうか。と、想いつつ仮眠をした。そして、1:00を知らせるチャイムがなる。いざ、⭕️⭕️公園目指して・・・・・。https://note.com/yagami12345/n/n4bb5adc0368b ダウンロード copy #ホラー #殺人事件 #売れないKindle作家 #コメディホラー小説 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート