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「鏡の中の他人」を書いてみての感想

今回、2000字のホラー に 「鏡の中の他人」と云う小説を
書きました。
(前回は「待っている美少女」です。宜しければこちらも読んで頂きたいです)

皆さんは絶対に鏡に向かって、「お前は誰?」なんていう行動は取らないで、
ください。脳は錯覚する臓器。自分の思い込みで「お前は誰だ?」
と、問いかける時、脳は錯覚し自分を認識しなくなるかも知れません。
この様な話を聞いた事があります。
「オリンピックで金メダルをとる人は、『自分は必ず金メダルを取る』と
自分に言い聞かすそうです」
要するに、自己暗示を掛けるみたいです。
それと同じ事が今回の小説で起こったと思われます。

この小説は都市伝説みたいなものを、モチーフにして
書きました。実際にこの様な行動をとった人がいるみたいですが、
定かではありません。その後その人がどの様になったのかも判りませんが、
馬鹿げた事はしない方が良いです。

鏡の無い時代に、人は自分の顔を見る事は出来なかった。(当然ですね)
湖に写った自分の顔を、他人と思いその綺麗な顔に憧れを懐く
物語りが昔話でありましたね。
鏡ができたからこそ、自分の顔を確認できる。
もちろん現在は鏡以外でも出来ますが。

鏡は自分の姿を写し出し、自分を綺麗に化粧する事や、
顔についた汚れなどを知り直す事が出来る。
でも、残念ながら鏡は人間の表面だけしか見えません。

もし自分の心(本性・性格)を写し出す鏡が有れば、悪い所は直し
自分を見つめる事が出来る。
絶えず反省する事で、向上心が生まれる。
そんな心を写し出す鏡が有れば良いな!と
思っているのは、私だけでしょうか?

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