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「私事ながら、将棋で初段になりました」2024.4.1

友人A「すげーじゃん。俺まだ1級。」





私「俺ほんとは3級…」


エイプリルフールで嘘をついたら返り討ちに合いました。
ちなみに友人Bは2段だとか。やってらんねー。


友人Aとは高校の同級生で将棋仲間です。将棋ウォーズをやっているのでその話でした。

「どうやったら1級まで上がれるの?」と訊いたところ、彼の得意戦法は一手損角換わりだそうで、級位者相手ならこれで大体勝てるそうです。


将棋の戦法には「角」という駒を交換するものとしないものがあり、交換した方が激しい将棋になりやすいとされています。

私の得意戦法はゴキゲン中飛車という戦法で、こちらも角を交換できるようにしておく、激しめの戦法です。私は基本これしか指しません。

小学校から高校までは角を交換しない戦法の向飛車や四間飛車を指していました。角を交換しない方の中飛車も指したことはありますが、防御重視の戦法だったのであまり好んでは指しませんでした。

昔は中飛車を指さなかったのになぜ同じ中飛車系統であるゴキゲン中飛車を指すようになったのか。それは、先述の通りゴキゲン中飛車が激しい将棋になりやすい攻撃的な戦法だと知ったからです。


将棋や麻雀などのゲームはその人の本性というか性格が出やすいとされています。プロ野球球団の中日ドラゴンズでは昔、若手選手に麻雀をさせて選手の性格を調べていたそうです。また囲碁では、男性は割と優劣がはっきりしない、「ここは君のもの。こっちは私のもの」みたいな、よく言えば譲り合い、悪く言えば一部陣地を切り捨てるような戦型になるそうですが、女性は全ての陣地を根こそぎ持っていくような力強い戦型になりやすいと聞いたことがあります。


私は普段そんなに気が強い方ではありませんが、喧嘩っ早い性格であることは自覚しています。「やられたらやり返す。倍返しだ!」みたいな性格ですね。

そんな私が攻撃的な戦法に惹かれるのは当然のことだったのかもしれません。思えば小学生の時によく指していた向飛車も、比較的攻撃寄りの戦法でした。

将棋ウォーズはネットを通じて全国(世界かは知らない)の人と将棋を指せるアプリですが、殴り合いのような激しい将棋になるととても楽しいですし、そんな将棋に勝つとスカッとします。これも性格なのでしょう。


将棋については趣味でやっていて、羽生善治九段が将棋連盟の会長である内に初段を取って、初段免状に羽生先生のお名前を揮毫していただきたいなと思っていますが先は長そうです。

ただ友人Aが言っていましたが、級位者は定跡通りに指してくることが少ないとのこと。定跡とは今昔のプロ棋士が研究に研究を重ねて発見したベストな指し方のことですが、確かに指していると「この人は何を狙っているんだろう」と分からない指し方をしてくる人がそれなりに居る印象です。勝てるかは別問題ですが。


私もまだまだ勉強中の身なので、まずは初段目指して技を磨いていこうと頑張っています。将棋をしたことが無い方は、よろしければ将棋でも囲碁でも麻雀でも、何かボードゲームを嗜んでみてはいかがでしょう。自分の意外な本性が見えてくるかもしれませんよ。

また将棋を指される方。私は書籍のほかにyoutubeでもプロ棋士の対局を見て学んでいます。参考になるかは分かりませんが、よろしければ見てみてください。


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