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小雪 橘始黄(たちばな はじめてきばむ)
【24節季72候】
24節季72候を巡る。太陽と月のクロスポイント。
小雪の「橘始黄(たちばな はじめてきばむ)」になりました。
橘とは、野生の柑橘類です。
この季節の柑橘類と言えば、甘い冬ミカンですね。
温かい炬燵で、体を丸めながら食べるミカンは、最高においしいです。
そういえば、コタツ猫のミカンとか、有りましたねぇ、うる星やつらに…。
この候は、凡そ12月2日から12月6日くらいをいいます。
小雪の3番目の候になります。
私が今使っている暦は、神社歴ですが、本等の他の記録とは若干のずれを発生するのでご了承ください。
小雪には5時40分に入ります。
師走の日の出は6時46分、日の入りが16時45分です。
12月に入り、ずいぶん日が短くなりました。
この時期、「ブリおこし」という雷が鳴り、ブリの旬を伝えるのですが、今年は、鳴りませんね。
でも、今年は、何かとお魚に縁があります。
近くの市場で買うときは、柵で買ったとしても、サーモンの皮は引いて、掃除してあるものなのですが、近江町で買ってきたサーモンには、新鮮さを保つために皮を付けたまま、売っていたようです。
刺身にするために、皮を引き、ちょっと炒めてみました。
いわゆる、「皮煎餅」です。
カリカリに焼き上げると、旨味を含んだ、とてもおいしい一品となります。
とても、「ふつうは捨ててしまうところ」とは、思えません。
醤油を少し振って、お酒のおつまみにすると、絶品なのです。
この時期の魚は、どれをとっても脂がのっていて、美味しいものばかりです。
そういえば、鰻の旬は、夏ではなく冬だと聞いたことがあります。
今日も、近江町の専門店で、鰻を売っていました。
美味しそうでしたが、今日は、持ち合わせが少なかった…。
ま、冬の金沢は、うまいもんだらけ、です。