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取材初心者必見!飲食店取材を成功させるためのポイントとコツー執筆編

こんにちは!長崎のライター、やえのです。
取材を始めたいけど、何からどう始めたらよいかわからない。

そんな方に向け、noteで取材記事を書く方法を紹介します。

取材記事の一歩としておすすめしたいのは、飲食店の紹介記事です。飲食店の取材は初心者にも取り組みやすく、そのスキルは他のジャンルにも応用できます。

ボリューム満点になってしまったので、準備編、取材編、撮影編、執筆編の4部作で紹介いたします。今回は執筆編です。

準備編、取材編、撮影編と合わせて読みたい方はぜひマガジン登録がお勧めです!
本記事では、構成、書き方のポイントと、味覚表現について紹介します。
そしてさらに、今回は特別に!
「取材をスムーズに進めるためのNotionスケジュール管理シート」のテンプレをプレゼントいたします!


構成

はじめに、今回参考に掲載する私の記事がnote記事でないことをお詫びいたします!
noteの場合、ご存じの通り、タイトルはアイキャッチの下にきます。

noteの場合、アイキャッチ→タイトル→リード文です。

noteではアイキャッチ、タイトル、リード文そして本文という流れで記事が構成されます。

アイキャッチ
タイトル
リード文
本文
①場所内観・外観
②メニュー
③料理
④インタビュー
店舗の基本情報(住所や営業時間など)

飲食店の紹介記事の場合は1500字~2500字くらいでまとめると読みやすいと思います。店主さんにフォーカスした人物インタビューや、商品開発などのストーリー記事などはこの限りではありません。あくまでもお店の紹介をする記事の場合です。

タイトル

次からは、実際にわたしが過去に書いた記事を紹介しながら説明していきます。(note記事じゃなくてすみません)

タイトル(見出し)で読んでもらえるかが決まります。まずは、お店の魅力が何か考えます。そして読者が地域の人をターゲットとする場合、具体的な地名や町名が入るとよいでしょう。

タイトルに入れるとよい要素
・地域名
・お店のジャンル
・料理やお店の特徴

今回紹介した記事の「有田のスパイスカレーの店『SPICE HOTARU』」というタイトルは、ぶっちゃけいまいちです。50点です。
地域名とお店のジャンルが記載されていますが、料理の特徴などが表現されていません。4年前の記事とはいえ、もう少し考えたタイトルにすべきでした。反省。

もし、今修正するなら「【佐賀県有田町】土地の野菜と器でもてなす、建築家が作るスパイスカレー『SPICE HOTARU』」とかでしょうか。
うーんなんか難しいっすね。

アイキャッチ

飲食店の記事はとにかくアイキャッチが命です。
おすすめは料理。キラキラしたシズル感たっぷりの写真を使うとよいでしょう。

個性的な店主さんなら店主さんのポートレイトでもよいかもしれません。

リード文

場所、店名を必ず入れて、お店の特徴を簡単に紹介します。リード文では「これを読まないと損しちゃうわ」と思わせるフックになる言葉を入れるとよいでしょう。

本文

本文は次の流れで紹介しています。

場所・外観
内観
メニュー
料理の写真と食レポ
店主インタビュー

場所・外観の紹介


お店の入口がわかる写真を挿入します。

お店が少しわかりにくい場所にある場合は、大通りからどうやって進むとたどり着けるかなど、何枚か写真を使って説明することもあります。

内観

内観も、入って見える景色がおすすめ。

できれば座ったとき見える景色に近付けるよう、腰のあたりから撮った写真を入れるのがおすすめです。(このお店はイートインが準備中だったので記事の後半で紹介しています)

置かれているものやインテリアに歴史を感じたなら、お店の歴史に触れるのもよさそうです。

メニュー

メニュー表を写真で掲載します。データ画像がある場合はそれを挿入します。

どんなメニューが多いのか、メニューのラインナップはどうやって生まれたのか。店主さんに聞いたことを記述していきます。

料理の写真と食レポ

メインとなる内容です。

料理の写真と共に、料理の美味しさを全身全霊で表現してください!「美味しかったです」だけじゃだめですよ。

ここはたっぷり写真を使いましょう。

全体の写真、箸上げの写真、自分が美味しそうに食べている写真などなど。たとえばとろーりオムライスの場合、ナイフで切ってもらうその瞬間を撮るなど。

美味しそうな写真の撮り方はこちらの記事を参照ください。

店主さんインタビュー

お店をオープンした経緯や、こだわっていることなど紹介します。店主さん自身のヒストリーも聞けたらなおいいですね。

店舗情報

最後に店舗の基本情報を入れます。ここは決して間違えないように!!!!

店名
住所(GoogleMapのリンクを貼る)
電話
営業日(定休日)
営業時間(オーダーストップ時間も忘れずに)
駐車場の有無
席数
SNS

ほかにも過去に執筆したわたしの執筆した記事を2つ紹介します。いずれも自分で企画し、取材しています。店主さんにとても喜んでいただき、集客にもお役に立てた記事です。参考にしてみてください。

味の表現集

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