dマガジンに加入してみて衝撃
郵便によるベースボールマガジン「相撲」の遅配が不満で、富士山マガジンサービスを解約した。しかし富士山マガジンサービスには「相撲」デジタル版の取り扱いがなく、結局はdマガジンで読むことにした。dマガジンは総数1,400誌以上の雑誌が登録されており、それを月額580円払えば全部読めるサブスク🈂️サービス。仕事として担当していたので、もちろん存在は知っていた。「Nintendo DREAM」のdマガジンへの入稿作業とかを実際にやっていた。しかしパーソナルユースとして使ってみたことは初めてだった。始めてみて『どうして今まで紙の本を買っていたんだろう?』と疑問に感じるほど、快適な空間だった。もちろん「相撲」も読める。紙だと1号当たり1,390円した。しかしそれ以外にも「週刊文春」「週刊現代」「アニメー ジュ」「Number」「ムー」「danchyu」「ダイヤモンド」「歴史人」だって何でも読める。ほとんどの雑誌が紙と同時配信だ。しかもdマガジン特典で、電子オリジナル記事も読める雑誌もある。
『これじゃあ誰も書店で紙の雑誌を買わなくなるわ』と溜息が出る(コンビニだってそうなるな)。そしてdマガジンに入れてもらえなければ、雑誌を読む機会がなくなる。そして出版社側から見たら、印刷費がゼロで原価低減できる。しかし一方で雑誌広告事業の主導権を自社からdocomoに奪われる。雑誌は雑誌商品売上だけで成立する媒体ではなく、広告収入と両輪で成立する業態であるからして、電子雑誌の存在は判断が難しい側面がある。しかし世の中は利便性が全て。結局は自然淘汰が起こるから、消費者利益に沿って進むしかないだろう。