バドミントン🏸男子シングルス桃田賢斗が日本代表を引退、なんと不運な😭
バドミントン🏸男子シングルスの桃田賢斗が、日本代表からの引退を発表した。聞いた途端に『あゝ、もったいなかった』と思った。池江璃花子選手と並んで、こんなに不運な選手はそういない。そもそも2016年の違法カジノ賭博でリオデジャネイロ五輪の参加資格を失った。この時点で桃田賢斗選手は世界で無敵だった。賭博に誘った田児選手は悔悟の涙、五輪直前に1年間の出場停止処分を受けた桃田賢斗選手は茫然自失の態だった。リオデジャネイロ五輪に出ていたら、群を抜いた実力で間違いなく金メダル🥇だった。2017年の復帰以降も、世界のバトミントン界に世界ランク1位で君臨し続けた。次の東京オリンピックで宿願の金メダルが期待された。そしてそれはほぼ確実な未来に思えた。しかし桃田賢斗選手に不幸が襲った。2020年1月に遠征先のマレーシア🇲🇾で交通事故にチームで被災。右目眼底骨折の重傷で、選手生命の危機に見舞われた。東京オリンピックがコロナ禍で2021年に延期され、何とか出場に漕ぎつけたものの、視界に難を抱えての、衝撃の1回戦敗退となった。その後は徐々に世界トップの座から、ズルズルと滑り落ちていった。
自分はバドミントンは素人だが、全盛期の桃田賢斗選手のネット際の正確無比なヘアピンショットは、どんな名選手でも打ち返すことは不可能だっただろう。違法カジノ賭博には、本人の驕りもあったかもしれない。他にも合宿中の女子選手とのスキャンダルもあった。しかし復帰後の桃田賢斗選手は、自身を悔い、懸命に努力した。それなのに、それなのに、まさかの交通事故。本人からすれば『どうして自分なのか』という思いだっただろう。2回目のアクシデントには、桃田賢斗選手に非は全くない。しかし好機を2度逃した桃田賢斗選手に、3度目のチャンスは訪れなかった。もはや世界のトップクラスの選手たちと互角に渡り合える体力・精神的タフネスがないとのことだった。オリンピック的には無冠の帝王で終わったが、この先バドミントンは続けるとのこと。きっとバドミントンだけは、生涯ずっと桃田賢斗選手に寄り添ってくれることだろうと思う。神さま、是非そのようにあって下さい。