大相撲初場所の総括、特筆すべきは6日目勝負審判の誤審

大相撲初場所の千秋楽。初場所での特筆事項。

1️⃣横綱・照ノ富士関の引退
・14年間お疲れ様でした。
克苦精励による復活劇は角界の誇り。
横綱昇進の時に「長くない」と言っていたのに、３年も務めてくれたことに感謝。

2️⃣豊昇龍関の逆転優勝🏆、どうやら横綱昇進らしい。
・直線的な出足速攻は、叔父の朝青龍より、同じモンゴル人力士🇲🇳だった日馬富士を彷彿させる。
ただまだ強引な投げに頼る悪癖は抜けていない。

3️⃣綱取りのかかった琴櫻が負け越し(それも10敗)でカド番に
・こういう時に日本人はメンタルが弱いのだろうか。
モンゴル人力士だと、こういう局面に強い。
北玉以来のW昇進ならず残念。

4️⃣２日目の宇良関による「伝え反り」勝ち
・見事に決まって見惚れてしまった。四十八手の伝道師。

5️⃣６日目の朝日山親方の誤審(勝負が決まる前に手を挙げた)による取り直し
・勝っていた熱海富士が、取り直しも勝ったから良かったが、これで琴櫻が勝っていたらどうするか？　
・力士には何の責任もないのに、取り直しにする規則は納得し難い。
・立行司は自らの差し違えに備えて短刀を携帯している。
・勝負審判が何の責任も取らないのはおかしい。少なくとも勝負審判は解任すべきだ。

6️⃣10日目の尊富士の塩撒きが高田川審判部長にかかり、
呼び出された叱責。細かいことまで煩い。

7️⃣11日目に大関・大の里を破ってインタビュールームに来た金峰山。
アナ「優勝争いのトップに立っていますが」
金峰山「そんなことは考えていない。皆に喜ばれる相撲を取るだけ」
アナ「この後も頑張って下さい」
金峰山「優勝目指して頑張ります」(意識しているじゃない😎)

8️⃣4日目から12連敗の御嶽海はいったいどうしたのか？　
どこか悪いのだろうか？　引退しないか心配。

9️⃣十両で獅子と安青錦のウクライナ🇺🇦対決は興味津々。
獅子の優勝インタビューではジョーク「うれしし(獅子)」炸裂。

🔟７日目のNHK放送「ありがとう、北の富士さん」特集に涙。
今の現役力士どころか、若手親方衆も横綱・北の富士の現役時代は知らないのだな。

【番外】観客席に杉山邦博元NHKアナの姿が見えない。