高田馬場「角煮丼屋くろしろ」の角煮は、天上の柔らかさ
ずいぶんと以前に連れ合いに薦められたお店を思い出して訪問。高田馬場「角煮丼屋 くろしろ」。ここの名物は「豚の角煮」。この手の食堂では「肉の岡むら」の「肉めし」を思い出すが閉店して、「岡もと」として新橋で再出発していると「食楽」で報じられていた。高田馬場駅から早稲田通りをテクテク登って15分。とても素っ気ない店構え。おまけに着いたら「ご予約は?」と訊かれて、いったん断られたの。しかし「遠くから来たので」と粘って交渉成功。「40分かかります」と言われたが、30分くらいで出してくれた。有名店らしくカウンターには芸能人のサイン色紙がズラリ。それにしても冷房のないお店で、お冷やを飲んで冷風扇に当たって耐える。しかしである、そんな暑さも食べればスッ飛んだ。
オーダーは「角煮丼定食」@1,900。名物の角煮に半熟卵、マッシュポテトが盛り付けられている。角煮は食べた瞬間『わっ、なんだこれは❗️』というサプライズ。まさに天上の柔らかさ。店主に拠れば「もち豚和豚」を使っているからとのことだった。さらに「煮れば煮るほど柔らかくなる」とのこと。そして美味しいのは角煮だけではない。煮卵もマッシュポテトも豚汁もお新香も紅生姜さえ全てが美味しいのだ。もちろん素材の良さもあるだろう。しかしこれは立派に店主の腕前。お勘定の時に話した際に、明日用に用意してくれた肉を回してくれたことを知って感謝。皆さん「角煮丼屋 くろしろ」に行く時は、予約してから行きましょう。
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13282702/
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