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ビーフシチュー「銀之塔」vs.「エルベ」

東銀座で最も美味しいシチューは創業66年「銀之塔」か、それとも創業40年「エルベ」か? 「銀之塔」は行ったことがあったが「エルベ」は行ったことがなかったので「エルベ」を訪問。歌舞伎座近くいうかマガジンハウス真裏のひっそりした立地。店舗の窓には薔薇🌹の鉢が置かれたりしてビストロ風の瀟洒な外観。
 いきなりお漬物が出てくるのが歌舞伎座界隈らしいランチ。オーダーの「ビーフシチュー」、うん、これは美味しい。味加減も抜群で濃厚。肉は噛み応えを残した柔らかさ。野菜はブロッコリー、にんじん、ジャガイモ、玉葱。具材を食べ終えた後、半分残したご飯にシチューのルーをかける。お行儀悪くと思っていたが、周囲の客はご飯を半分おかわりして同じことをやっていた。そして皆さん卵入りにこだわっているが、生なのか茹でなのか新参者にはわかりかねたので質問。回答は生だそうだが、直ぐに崩すとシチューの味を薄めるので(うん、ここまでは自分の思った通りだ)、シチューの中で固まってゆくのを待ってから手をつけるそうだ(なるほど納得)。次回来た時は卵入りを試してみたい。
 結論としては「エルベ」に軍配。「銀之塔」は年配客向けなのか、洋食ながら淡白で薄い和食の印象。接客や居室も接待向けの大時代風。自分もまだ身体壮健なのか、より濃厚な「エルベ」のルーが好ましかった。店舗の雰囲気や接客や受け答えも優しくて和める。どちらも美味しいし、使い方が違うお店なのかなという気もした。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13007617/

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