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20代で覚えることは、仕事に関する知識ではない。

最近よく新入社員と会話したり、一緒に仕事をしていて感じることがあります。

20代の前半は、仕事の要領を得ない。

要するに、戦力外です。
といいつつ、私も先日クライアント先が変わって、業務で使うツールや知識も激変しました。その新入社員くんは職場では先輩です。
私も戦力にはなっていない状態です。笑

ですが、私の上司にあたる人は、
同じ知識量である私と20代前半の新人くんとを比べて私の方を評価してくれています。

それはやはり、仕事のやり方をある程度知っているからではないかと考えております。

ご存知の通り、IT業界は使用しているソフトウェアやツール、はたまた構成する言語まで目まぐるしく変化する業界です。それゆえに、一つの技術分野で何十年もご飯を食べていける世界ではないと言えるでしょう。

ITに限らず、最近はリモートワークであらゆる業界の仕事がこれまでとはパラダイム・シフトを経験しており、ずっと盲信的に行ってきた伝統や習慣も変わりつつあるのです。


新たに社会に出た若い力は、それに柔軟に対応すべき「仕事の進め方」というのを知っていく必要があると感じました。
もちろん、専門職はその知識もある程度知っておく必要はありますが、そんなものは大体が暗黙知なので2~3年経つと自然に覚えられます。そんなことよりも、

「誰と仕事を進めると都合がいいかを知る」
「上司の好みを把握しておく」
「苦手な人や業務との距離のとり方をわかっておく」

こういうことを知っておく方が、プライオリティは高いように思えます。

私は先日、ネットワークエンジニアのくせにこんな知識も知らねえのかよ!というくらい恥ずかしい発言をして、先輩の方に指摘されました。ただ、それでも評価が下がらないのは、やはり上記のような『要領を掴む』ことを、前職や学生時代の経験で得てきているのだと思いました。


でも、これって学生時代に教えてくれないことなんですよね。
私も早く知りたかったです。

<記事の書き初め2021>

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