献血で健康管理⑩ ハンドグリップで血管の健康を維持・改善
最近、握力を改善しようと思っていろいろ調べています。
万が一崖から落ちそうになった時に、両手の握力が自分の体重を上回っていないと助からないからというだけではなく、握力は健康寿命と密接な関係があると言われているからです。
更に、手を握って開く運動に、血管の健康を維持・改善させる効果があることを知りました。カナダ人医師の開発しアメリカの心臓学会でも評価されている「ハンドグリップ運動」です。
心臓や血管の健康状態を測定するための身近な検査として、血圧があります。
ハンドグリップ運動を続けた人では、減塩やダイエットよりも血圧が改善する効果が高かったというのです。
ためしてガッテンでも取り上げられたようです。日本大学でも日本人対象の研究を行い、効果が立証されました。
コラム:ハンドグリップ運動は血圧を低下させる(岡本)|体育研究所 https://www.nittai.ac.jp/kenkyujo/news/column/200228.html
方法は
1)最大握力の約30%の握力を2分間維持
2)1分間休み
3)再度約30%の握力を2分間維持
左右とも行う。
という運動を週3回程度を目安に行うというもの。
力を入れ続けるアイソメトリック運動であることが重要なようです。
これを行いやすいように改善した「タオル握り」なら、特別な道具がなくても行えそうです。
この運動によって発生する一酸化窒素が血管内皮を柔らかくしてくれるのだとか。
握力が強すぎると交感神経が刺激され、血圧が上がるので良くないとのこと。
電車の中などでも無理せず行えるので、続けてみようと思います。
※実際に高血圧と診断されている方は、念のため主治医にご相談の上行った方がいいでしょう。