1年生の夏休み
1年生にとって初めての夏休みが始まりました。
1年生っていうと、小学生が思い浮かびますが、中1、高1、大1みんな1年生です。
受験を終えて入学した学校。
去年見学をして良さそうと思った学校でも、
入学してみて、思い描いていた学校生活とは違ったかもしれません。
クラスメイト、先生、部活メンバーに、楽しい学校生活かどうかは左右されます。
勉強にしてみても、上にはもっと上がいるかもしれないし、もしかしたら物足りないかもしれない。あまりに授業の進みが早くてついていけないかもしれない。
新しい環境の中で、自分の立ち位置や居場所を探りながらの3ヶ月強は、「理想と現実の間で揺れる思春期」なのではと感じています。
ココロもカラダも疲れていて、親に八つ当たりしたり、人と比べるお年頃は、自己肯定感が下がりまくっているかもしれません。
そんな中、ママができることって
おうちをのんびりくつろげる場所、あったかい場所にしてあげることです。
ゲーム・youtubeばかりで勉強しないと、先が心配でお小言を言いたいのだけど、そこはぐっと我慢。
子どもが好きなご飯や、お弁当で胃袋をぎゅっとつかみ、話をただひたすら「聴く」。
評価をせず、存在を「認める」。
今は電池残量2%で子どもがギリギリ動いてると思うと、ガミガミクドクド言いそうになるのも、ブレーキかけられそうではありませんか?トドメを刺したくないですもの。
私は、「努力と根性昭和ゴリゴリ」コースをガミガミママで19年で全力で突っ走りましたが、卒業して「令和マイルド」に変えて2年経ちました。
「昭和ゴリゴリ」の良さと「令和マイルド」の良さのおいしいとこどりの「ハイブリッド」を狙っています。
まずは、ママが行動を1つでも変えると、子どもに「じわじわ~」と効いて変化していきます。即効性はありませんが、継続していけば必ず「おぉ?」と思う日が来るのです。
子どもにコツコツ継続を求めるママも、同じく毎日コツコツ子どもへの愛情を言葉と行動で伝えていきたいですね。
あっという間に時間は過ぎてしまうので、先を想像できる親は焦ってしまいますが、1年生は、中身は前のまま鞄や制服が変わってまず見た目で1年生に。少しずつ「1年生」の中身になっていくんだなぁと、生徒達や我が子を見て感じる今日この頃です。