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子どもを薬嫌いにしない方法

こども、特に赤ちゃんに薬を飲ませるのは大変なことです。
特に、「きちんと飲ませないと」と責任をもって育児をしているママ、パパは多く、赤ちゃんがうまく飲まないと悩む方も多いと思います。

まず、とても大切なことは

薬を嫌いにさせないこと

です!
もうすでに「うちの子は飲んでくれない」と感じている方も
これから気を付けるだけで、薬が大好きになります。

まずはどんなに無理やり飲ませても、
赤ちゃんが泣いてしまっても、

薬を飲めたら全力でほめること


赤ちゃんはママやパパの笑顔がとても大好きです。
飲めたら喜んでくれるんだ!っていうことを覚えてもらいましょう。
飲めたら、「ふう、やれやれ」とすぐに家事に戻るのではなく、
なでる、抱きしめる、歓声をあげるなど、
飲めたことを心の底から喜んで、表現しましょう。

必ず飲まないといけない薬

  飲めたら飲む薬を知る

例えば下痢の薬はとても苦いものが多く、飲ませづらいです。
ママ友にも
「飲まないんだけど」
と相談されることが多いです。
下痢の薬は飲めたら楽になるけど、必ず飲まないといけないものではありません。
ママ、パパが「飲ませないと」と鬼のように真剣な顔で飲ませようとすると、赤ちゃんが怖がって薬が嫌いになってしまいます。
まずは笑顔で飲ませてみる。
それでもダメなら、あきらめて、水分摂取ができそうなら水分を与える。
下痢でおむつかぶれにならないように、おしりを清潔に保つ。

それとは反対に
抗生物質は飲み方を守って、処方された分は飲まないといけません。
中途半端に飲んでしまうと耐性菌が発生し、服用している子供だけでなく、耐性菌が世の中に増えてしまうことになってしまいます。
抗生物質が効かない菌が増えていくことで、治療が難しくなっていってしまうのです。

薬剤師が
これは必ず飲んでくださいね
とか
これは抗生物質が飲めたら、そのあとに飲んでくださいね
とか
教えてくれると思いますが、必ず飲ませないといけないのか聞いてみるといいと思います。

次回は、具体的な薬の飲ませ方をお伝えしたいと思います。


もし、薬のことで不安なこと、聞きたいことがありましたら、
いつでもお待ちしております。

やどりぎ薬局
池 留里子(薬剤師)
品川区戸越2-6-13
03-6451-3044

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