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宿のお土産にまつわるストーリー

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旅色の宿マルシェが選んだ、宿のとっておきの商品にまつわる制作者の思いを発信。他にも、それらの商品をつかった活用術やレシピ、取材裏話なども更新しています。
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#高級宿

「道産子食材を救う“TSURUGAいちごバター”」にまつわるストーリー

コロナ禍で廃棄されそうな食材を前に、“食べて応援したい”と言う思いから生まれたTSURUGAいちごバター。クリームのような柔らかさといちごの淡い甘酸っぱさに虜になる人が続出しています。 サステイナブルな未来のために、北海道からできること 観光客が途切れることのなかった食の宝庫・北海道も、この未曾有の出来事に大きな衝撃を受けました。宿泊施設の稼働が減り、廃棄しなければならない食材が続出するなか、思いを込めて生産された「おいしいもの」をなんとか活用したいと作られたのが、このいち

「16年間愛される折り重ね枕」にまつわるストーリー

大自然のなかでのんびりとした時間を過ごせる「温泉山荘 だいこんの花」。16年前の開業以来、宿泊者の安眠をサポートしているのがこちらの折り重ね枕。宿泊者だけではなく、スタッフにも愛用者がいるという、ひそかな人気アイテムです。 宿泊業未経験者だけで探して、選びぬいた宿の枕 地元の食材を使った食事や、のんびり過ごせる空間など、とっておきのおもてなしを提供してくれるだいこんの花。ところが「開業時は全員が宿泊業界未経験の素人集団でした」と語るのはゼネラルマネージャーの佐竹さん。

「宿の香りと思いがつまった、肌にやさしい石けん水」にまつわるストーリー

富山のリゾートホテル「リバーリトリート雅樂俱」の客室に設置されているハンドソープ。しっとりと洗いあがり、リピーターからの支持も厚いこちらの商品は、来館者にのみ販売をしていましたが、ホテルに来れなくても宿を思い出してもらえるようにと、ウェブでの販売もスタート。自宅でも宿気分が味わえるようになりました。 個性的な客室、すべてに設置されている石けん水 神通川のほとりに佇むこちらのホテルは、建築家・内藤廣氏が設計による、まるで美術館のように洗練された空間。客室も一部屋ごとにデザイ

「阿部さんが描いた野菜のトートバッグ」にまつわるストーリー

常に特技を生かしたサービスを提供したい蔵王連峰の雄大な自然のおよそ一万坪の敷地のなかで非日常な時間を過ごせる『温泉山荘だいこんの花』。そんなお宿がコロナ禍において「何かやれることはないか?」と作ったのが、こちらのかわいらしい野菜のイラストをあしらったトートバッグ。 モデルは、自家菜園の野菜たち 地元の採れたて野菜が食べられるだいこんの花では、自家菜園も運営しています。地元の農家の方にアドバイスをもらいながら、種まきから収穫までをスタッフたちで行っているそうです。そんな宿の