古本屋さんに行ってみよう入門編
こんにちは、ヤドカリです。
みなさん本買ってますか〜!?
私はまあまあ買ってます。予算と収納に苛まれながらも買ってます。
ツイッターで勝手に#ヤドカリ蔵書とタグ作って蔵書紹介もちまちまやってるのでお暇でしたらぜひ!
ただまあ、本て高いじゃないですか。それに私がよく買うのは画集とか写真集とかの図版が主な本です。たけ〜し大型書店でも品揃え微妙だったりするしす〜ぐ絶版になるし電子書籍は代わりにならないし…。
そんなタイプの人間に優しいのが
古本屋さん
です!!!!!!!!!!!!
でも声高に古本屋さんをおすすめしても最初は
ここで避けちゃいがちだと思うんですよね…。とりあえず神保町行けば古本屋あるっしょと行ってみたはいいけど漠然としすぎてお茶だけして帰ったことある人って多分いると思います。私よ。あと、やってんのかやってないのか分かんないお店、あるよね…町の小さな暗い古本屋さんはまだ勇気がなくて入れないこと今でもあるもん。あれは難易度鬼。
ただおもしれー文化ではあるんです!!創作物の舞台によく選ばれてるってことは憧れている人結構いるのではなかろうか!ファンタジーじゃなく実在してて誰でも入れるんだから楽しんでもいいじゃないっていうことで、
今回は上に書いた2つの難関の攻略法をまとめていこうと思います。
スマホは捨てなくていいよ、町へ出よう!!
行きたい古本屋さんの探し方
ここで利用するのがズバリ
日本の古本屋
というサイトです!
このサイトは基本通販用なのですがここから好みの古本屋を探す方法があります。
①持ってる本でもいいので自分の好きな本を日本の古本屋で検索します。
②検索結果を『すべて表示』に変更すると古本屋さんの大体の住所が一覧で見られるので実際に行ける場所をチェック!
③実際に行けそうなお店を見つけたら店名のリンクから書店のページに移動し、下にスクロールすると書店情報の項目があります。
④これで1件見つけられました!!!!あとは行くだけ!!!!!
なんで1冊の本だけで判断できるの?
大半の古本屋さんはブックオフと違い、それぞれ取り扱い分野を絞っています。なので好みの本を扱っているということはそれに近しい本を取り扱っているということなんです。それを知っておくと古本屋選びが断然ラクになるのです!
1冊だけとはいわず好きな本を沢山検索していくとよく見かける書店名も出てきますし、本のタイトルじゃなくキーワードや作者で検索しても古本屋探しの精度が上がります☝️これは上級テクニックかも!
日本の古本屋ってサイトなんなん?
日本の古書組合?に加盟している?古書店が登録して本を通販できるマーケットプレイスみたいなサイトです。amazonみたいにポチ〜で送料無料翌日到着〜✌️みたいな手軽さはなく各店舗と少しやり取りする必要があったりするケースもあります。でもクレジット決済もできるしマイページ上のメッセージでのやりとりが基本なので通販で使ってみると案外簡単です。欲しい本が決まってたらちょくちょく使ってます。
詳しくはサイト内の『初めての方へ』に書いてあります。
店舗ない古本屋があるんだけど!
あるある!そういう書店さんは店舗を持たずネット通販を主にしているところだったりします。ただ、予約を入れたら実物を見せてもらえるお店もあるので欲しい本があるけど実物見て決めたい…って時に利用しましょう!今回はパス!
古本屋に到着!
まずは入店前に軽く外の棚を見てみるのをおすすめします!店内の雰囲気を少し把握できますし、お店の外の棚の本は言っちゃえば囮です。安くて手に取りやすい本(数百円くらい)を外に出して店内に誘き寄せるエサなので、欲しい本があればまんまと釣られちゃいましょう🎣!購入したい本が手元にあれば入店する口実ができて安心して店内を見て回れるのです。win-winってやつ。
いざ入店〜!!
事前に日本の古本屋で傾向を把握しているので飛び込みよりは全然入りやすい心理になっているはずです。もう入るだけ〜!ここまで来れば大丈夫だ!!僕を信じろ!!🧞♂️
服屋と違い入店してすぐ店員さんが飛んできて「何をお探しですか?」スタイルになることはまず無く、こちらから声をかけなければ野放しにしてくれるので落ち着いて本棚を見ることができます。それに結局買わずにお店を出る人もたっくさんいます。
あと今は若いオシャレな店主さんが経営してるニューウェーブな古本屋さんもあるのでそういうところは入りやすそうな店舗がちです。東京都の中央線沿いのお店はブックカフェだったりで狙い目な気がします…ごめんなさいあんまり詳しくない!開拓したい!
古本屋さんに行く時のポイントいくつか
お店によって全然違うこともありますが基本的なことを知っておくのも安心につながるのでいくつか挙げておきます。
バッグは丈夫なのがおすすめ
今はビニール袋有料化でマイバッグ推奨なのは言わずもがな。あと本は重たい…歩いてるとじわじわ重く…。なので本買っちゃいそうな時は丈夫で軽くて肩にかけられて沢山入るのをおすすめします!
宅配便の選択肢もあるぞ
買いすぎて肩脱臼するッピ…🐙てなっちゃったら発送を受けてくれる古本屋さんもあるので無理せず頼んじゃお!送料はお店によってまちまち。大体は他のお店で買った本も頼めば一緒に送ってくれます。
店内での飲食はやめよう
特にカップコーヒーはこぼす可能性高い上に万が一こぼした場合色もつくので相性最悪です。冷たい飲み物なんてペットボトルでも結露で周りの本ビショビショになります。見てられない…。飲み終わってカップを処分してペットボトルはバッグにしまってから入店しましょう…。手も空くしね!お茶しながら本が見たい人はブックカフェがおすすめ。
食べ物がついた手で本触ると油染みで悲惨!
写真撮影はセンシティブ
買っていない本の中身を撮るのはストレートに万引き行為です。
店内がいくら素敵でも撮影OKの看板がなければ撮影はせずに店員さんに許可をとるのは必須です。シャッター音したら店員さん飛んできて注意されるゾ〜。
写真撮影に特化した書店さんもあるので撮影目的であればそういうところを当たるのが正解です。
手にとっていいのか分からない〜怒られない?
断りなく触ってはいけないものは鍵がかかったキャビネットやガラスケースに入ってたりします。普通に本棚に挿さっている本は基本的に触って開いていいものが大半です。めちゃくちゃ古っちい本も時々あったりしてスリルあるよ〜。
店舗の醍醐味は実際に触れて開けることなので臆せず行きましょう。少しでも不安なら店員さんに「触っていいですか?」って聞けば間違い無い!なんなら気になったらガラスケースの中の商品も見せてもらっちゃお!
これでもう怖くないはず
あれこれ書きましたが普通の新刊書店と気をつけることは変わらないや。
あまりにもコソコソしたり挙動不審にならずに堂々といこ〜!
古本屋に入ってみよう入門編卒業だ
これで1店舗でも入れたらもう入門は卒業であとはもう通うなりお気に入りのお店を見つけに行くも店員さんに本探しを手伝ってもらうも買取査定してもらうもなんでもできます!ワー!!
電子書籍しか買わないのも一つの選択肢ですが電子化されてない本も世の中数え切れないほどある(だろう)し、本棚に挿さっている何気なく手に取った本がバチクソに良くて運命変わったりもする可能性もあるのが古本屋かなと思ってます。
以上、古本屋さん入店の手引きでした。参考になれば幸いでーす!