『 三笠公園〜猿島へ 』
横須賀にある、三笠公園には、日露戦争で活躍した、戦艦 三笠がそのままあります。
日本の連合艦隊を遥かに凌ぐ、世界一と言われたロシアのバルチック艦隊…
東郷平八郎が総司令官、艦長として乗船したのが
こちらの三笠です。
そして、参謀は、僕の敬愛する秋山真之。
秋山真之の作戦を決行、対馬でみごとに迎え撃ち、バルチック艦隊をすべて撃沈させたのです。
甲板には、東郷平八郎や、秋山真之が立っていた場所も印されていて、それがまた感慨深い。
僕は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」が大好きで、
本は読破。(すごく長かった)
あとは、NHKで、3年がかりで放送した
ドラマ『坂の上の雲』もすべて観ました。
録画して、何度も、何度も…
この話は、もちろん、日露戦争のことを書いたものですが、
焦点を三人に絞り、展開させています。
愛媛 松山出身の、秋山好古(阿部寛)、
弟 秋山真之(本木雅弘)、幼なじみの正岡子規(香川照之)を中心に物語りは進みます。
秋山好古は、騎兵隊隊長
秋山真之は、海軍参謀
正岡子規は、もちろん俳人
➖柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺➖
僕がおすすめするのは、NHKドラマ『坂の上の雲』です。
とにかく、スケールが凄すぎて、こんなの撮れるのはNHKしかないだろうという、キャストも、
ロケーションも、戦場のリアリティも、何もかもが素晴らしい。
そして、当時の日本人の人間模様…。
江戸が終わり、いざ開国、そのときにはすでに
日本は、帝国ロシアの植民地の筆頭候補地。
ロシアは、冬でも凍らない港を欲していた。
初めてできた「日本という国家」
日本人が国を守るために、全力で戦った戦争である。(最初の戦争は日清戦争だがすぐに終わり完勝)
そして、ついに満を持して、ロシアが日本への開戦へ動くのである。
日本という国家の中で、本当の意味で
"聖戦"と呼べるのは
「日露戦争」だけだと、僕は思っています。
横須賀は、明治時代から、軍の要所として
軍港、要塞などがたくさんあり
今でも、ある程度は残っているのです。
そのひとつが、猿島(無人島)、要塞跡地。
戦艦 三笠のすぐ横に、船乗り場があって
そこから猿島に行けます。
明治時代の煉瓦で造られた、トンネルや、砲台跡地や、弾薬庫などがあります。
※カメラロールに残っている写真が少なかった。
iPhoneの容量の都合で、削除してしまったのかもしれない。
僕は古いものがとにかく好きで、この煉瓦のトンネルも素晴らしかった。
あとは、シダ植物や、苔なども好き。
最後の写真は、どう見ても
異国から来た、宣教師にしか見えない。
(腕に抱えているのは、聖書ではなく、コムデギャルソンのジャケットです。笑)
すごく、おすすめの場所なので、興味ある方は
ぜひ行ってみてくださいね。
※ 注意 夏休み期間は、バーベキューをしてる人で混んでると思うので、秋ごろがいいかと思われます。
今度は、別の要塞跡地も、ご紹介予定です。
最後まで、読んで、見てくださり、ありがとうございました。
追伸 この三笠公園、猿島に行ったのは
3年前の秋だったと記憶してます。