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組織において真に非難されるべき失敗なんて実際そんなないと思う
note毎日投稿24日目です。
ここまで続くと思わなかった。
最近、失敗について色々考える機会がありまして色々なところで学んだことをまとめてみました。
失敗を活かすためには
1.組織が失敗を受け入れる風土を作る。
ただ失敗を受け入れると、何をしでかしても構わないとか、その責任を問われなければベストを尽くそうとするかなど、職場規律が緩んでミスを誘発しないかという心配もあるのではないでしょうか。
しかし、
真に非難されるべき失敗は実際にそんなないと思う。
例えば能力不足による失敗なら教育の必要性を示唆するし、プロセスの複雑さによる失敗ならその改善を示唆している。非難されるべき失敗は、故意による失敗くらいだと思う。
要はわざとやりました、みたいなこと以外は致命的な失敗はないんじゃないかな。
失敗はできるだけ早く発見して修正し、そこから学習することで次の成功を呼ぶことができる。
従って失敗を受け入れる企業風土で職場規律が緩む心配はそんなにしなくてもいい。
そしてその企業風土作りは、トップの仕事そのもの。組織の長はそのような風土創りに力を注ぐ必要がある。
2.失敗から学ぶ文化を築く。
失敗が発生した時、「誰が失敗したか」ではなく、「何が起こったか」を追求する必要がある。
よくあるのは、失敗が発生した時「誰だ!」と問うこと。「何が起こったか」を追求すれば、失敗を学習するきっかけになり、おのずと当事者が浮かび上がる。
3.失敗から学習するための重要な方法は、失敗の発見と分析。
まず「発見」だが、即弊害をもたらさない失敗や隠蔽可能な失敗を、大惨事にならないうちに発見することが重要。
肝心なことは企業内で悪い報告を表沙汰にしたくないという風潮をなくし、悪い報告でも歓迎し、オープンに議論をする雰囲気や風土を作ること。
次に「分析」だが、分析をして原因を究明することが次につながるのに、失敗の分析は敬遠される。
なぜなら失敗を徹底して調べられることは不愉快だし、組織的に動くことが煩わしいから。
さらに、直接的原因に加えて、2次的原因の分析究明も必要。
分析から逃げず、2次的、3次的原因も究明するには、複数のメンバーによるチームを設置すると良い。
失敗は、次の成功に結びつく。失敗を生かすには、失敗を反省し忠告しさえすればよいという間違った認識を払拭し、失敗を正しく認識しなければならない。
即ち、失敗の責任を回避したり失敗の仕打ちに執心したりせず、自己分析をし、政治的認識力を培う。
まとめ
失敗を受け入れる組織風土、
失敗から学ぶ企業文化を構築し、
失敗から学ぶための失敗の「発見」と「分析」が必要。
そうすると失敗から多くを学ぶことができ、「失敗」大歓迎の組織が出来上がる。
組織の中で失敗をポジティブに捉えられるような意図的な仕組み創りからまずはやってみよう。
失敗を上手くいかなかったチャレンジであると呼ぶ。組織の中で失敗をナイスチャレンジという言葉に変換してみる。
共通言語から変えてみるのもありだと思う。
また、トライ&エラーではなく、トライ&フェイラーのような言葉を用いて失敗に対する心理的な障壁を取り払うような言葉を使うことも大事。
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ビジネスマンとして沢山の失敗があるかと思いますがそれは所属組織にとっての財産。
失敗からみんなで学んで更に成長していきましょう。
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