【リハビリテーション栄養~多職種でケアプロセスを回す~ポイント3つ】
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本日も引用は
です!
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[ポイント]
1.リハビリテーション栄養(リハ栄養)は、リハビリテーションと栄養療法を同時に行うことを示した概念です
・リハ栄養の現在の定義の特徴は
①方法論としてリハ栄養診断、ゴール設定を明記していること
②障害者だけでなくフレイル高齢者も対象としていること
③リハからみた栄養管理だけでなく、栄養からみたリハも含んでいること
「リハ栄養の概念が提起された2011年当時は、リハ栄養はスポーツ栄養のリハ版と定義されていたそうです。
簡単に考えても、スポーツ選手と高齢者(疾患もある)栄養管理では、異なる点は多々ありそうですよね。
ですが、対応は変わるとしても、栄養の根本的な考え方は同様の点も多いと感じます。
というのも、趣味の筋トレで学んでいるスポーツ栄養学と、仕事に関連するリハ栄養学を現在学んでいる自分の個人的な感想です。
どちらにしても、リハ栄養というのは今後もリハビリ職には必須の知識になってくると思います。
まずは趣味程度で筋トレを始めると、まずは自分の体で栄養を考える機会になります。
そうするとリハ栄養にも興味が出ると思います。
これはあくまで体験談ですが、自分のためにも仕事のためにもなるのでオススメです。笑」
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2.リハ栄養ケアプロセスを使うことで、障害者やフレイル高齢者の問題を体系的に解決できます
・リハ栄養ケアプロセスは5つのステップにより構成される
①リハ栄養アセスメント、診断推論(ICFによる全人的評価、栄養スクリーニング、フレイルの評価および診断推論)
②リハ栄養診断(栄養障害、サルコペニア、栄養素摂取の過不足について診断)
③リハ栄養ゴール設定(仮説思考でリハと栄養管理のSMARTなゴール)
④リハ栄養介入(リハからみた栄養管理と栄養からみたリハの計画、実践)
⑤リハ栄養モニタリング(リハ栄養の視点で栄養状態やICF,QOLの評価)
https://rehabilitation-nutrition.hatenablog.com/entry/process-no1より引用
「ここで改めて感じたのは、仮説思考サイクル、フレイル評価、ICFの重要性です。
仮説思考サイクルについてはどんな物事にも転用できる考えかただと思います。
フレイル評価については、やはり要介護になる前、そして病後のフォローのためにも頭に入れておくべき考えかただと思います。
ICFは学生時代から使用していますが、栄養を考える上でも活かせるそうです。
臨床に出ると学生のようにICFでまとめる機会は減りますが、ICFで考えることは学生に限らず、続けていく必要がありますよね。
ついつい機能障害ばかりに目が向いてしまうのを防いでくれますし、前述したフレイル予防にも繋がってきます。」
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3.リハ栄養は、あらゆるセッティングや地域で適用でき、多職種の共通言語にすることができます
・リハ栄養の実践は単職種では困難
・多職種の専門性と特技を活かしながらチームで取り組むことにより、より質の高い継続性のあるリハ栄養実践が可能になる
「リハ栄養はまだまだ理解に乏しい分野と感じます。
というのもSTは学生時代にリハ栄養を学びません。
なので自分で勉強するしかありません。
そりゃ共通理解もできないですよね。
まずは発信をしながら、院内、そして地域と、リハ栄養・栄養学を考えるきっかけを作っていくことが自分たちにもできることなのかなと思います。
特に院内に管理栄養士がいるのであれば、積極的にコミュニケーションをとっていくのも重要なのかなと感じます。」
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本日も引用は
でした!
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