リハビリテーション栄養診断① ポイント2つ
(ポイント)
1.リハ栄養診断では、栄養障害、サルコペニア、栄養素摂取の過不足の有無と原因を診断する
2.成人の低栄養診断には、GLIM基準を使用する
本日も引用は
です。
1.リハ栄養診断では、栄養障害、サルコペニア、栄養素摂取の過不足の有無と原因を診断する
・栄養障害には
①低栄養と低栄養のリスク状態
②過栄養と過栄養のリスク状態
③栄養素の不足状態と栄養素の過剰状態
などの考え方がある。
・栄養素摂取の過不足には
①栄養素の摂取不足と栄養素摂取不足の予測
②栄養素の過剰摂取と栄養素摂取過剰の予測
などの考え方がある。
「すでに難しいです」
2.成人の低栄養診断には、GLIM基準を使用する
・成人の低栄養とは、
体組成の変化(脂肪のない質量の減少)および身体細胞の量の減少につながる栄養の欠乏または摂取不足に起因する状態によって・・・
肉体的および精神的機能が低下し、病態による臨床転帰が損なわれることである。
・成人の低栄養の診断には、アメリカ、ヨーロッパなどの静脈経腸栄養学会によるGLIM基準を使用する。
①妥当性の検証された栄養スクリーニングツール(MNA-SFなど)で低栄養のリスクありと判定される。
②現症(意図しない体重減少・低BMI・筋力量減少)と病因(食事摂取量減少/消化吸収能低下・炎症)でそれぞれ1項目以上に該当する場合に、低栄養と診断する。現症と病因のいずれかに該当項目がないく、一方のみ該当する場合は、低栄養のリスク状態と判定する。
③低栄養の程度が、中等度か重度かを重症度判定する
「入院中や入所中の患者さんなどでも、このようなリスク因子を知っておくことで早めに対応ができるかもしれません」
本日も引用は
でした。
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