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「ブラッシュアップライフ」最終回も最高だった

安藤サクラの「赤ちゃんから、もっかい生きまーす」のポスタービジュアルが告知された時から、バカリドラマファンならばこりゃあ絶対面白い!と、首を長くして心待ちにしていたことでしょう。いわんや私をや。

久しぶりに、来週まで待ちきれないよ!と楽しみで仕方なく、
友人らとああだったこうだったと話すのも嬉しいドラマ。
通算どれぐらいになるか「加藤の粉雪」って言った回数。

先日の最終回も、何度もク~ッと唸りました。あー面白かった。
ラス前にして突然出てきた浅野忠信に、「もうダメだ、浅野忠信じゃん。もう絶対ダメなやつじゃん、だって浅野忠信だもんな」と1週間不穏な気配にビクビクしていたのを、あっさりと裏切られたのも含め、最高!

このドラマ、なにがいいって、女ともだちの話ってとこ。それも嫉みや嫉妬や恋愛や結婚や出産や出世や、女というだけで描かれがちなフィルターなんてサッと払いのけて、友情だけのお話ってとこ。
「架空OL日記」同様、女子あるあるてんこ盛り。そうそうそう!
演じる役者さんの上手さに感嘆するしかないこの自然な感じ。これよこれ、だからバカリズム脚本は最高なんだよな。実物大の女性しか出てこない。

もしかしたら、なっちやみーぽんは結婚しているのかもしれない、お母さんだったりするかもしれない、働いていたり無職だったりするのかもしれない、そんな事はどうでもいいのだ。描かれない。属性なんてこれっぽっちも関係ない。
夢に破れた福ちゃんも、変わらない地元の友達も、変わったゴンちゃんも、誰も置いていかない愛すべきスモールサークル。

そして、わざわざ仕事を調整してまで天敵ミタコングを救いにいったり(この時は徳を積む目的もあったけど)、なっちとみーぽんを救う為に犯罪をも厭わずな腹積もりでいたことも、自己犠牲なんて大袈裟な話をする訳でもなく、それすらも初まっさんやカツカツポテトで友達と笑い転げる日常の中に溶けてゆく爽快さ。

友達がいる人も、いない人も、なんだか大切なものを見つめ直したくなるようなドラマじゃなかったです?私も海ゴキ回避のためにも、大事に自分の人生を全うしたいなと思います。

最終回だけでも言いたいことがありすぎてまとまらないので、いま思いつく好きなシーンを箇条書きにしてさようなら。

・カラオケであーちんとまりりんが熱唱する「必ず手に入れたいものは誰にも知られたくない」の歌詞よ…
・絨毯の上で上手く書けない〇
・あーちんと呼ばれた時の、なんとまあ嬉しそうな顔
・自分のことタイムリーパーって言うのダサくない?と一蹴される浅野忠信
・市役所でGo to hellのトレーナーを着ていた河口さんがマジでザマ~と中村キャプテンを地獄へ落とす
・いつものトンネルを、仲良くなった4人で歩いている時のBGMが「Hello,again」でもう~!


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