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備蓄・ストックについて【暗い話】

こんにちは

皆さま備蓄していらっしゃいますか?

私はストックする、備蓄することが苦手です。
料理でもそうです。
下ごしらえをして冷凍保存しておく
これがどうも苦手・・・

その日、特に食べたいと思わない食材を目の前に下ごしらえをしておくという作業は、料理好きなマメな人には楽しく取り組める家事でしょう。SNS上にも【簡単作り置きレシピ】【達人おすすめ!冷凍保存のノウハウ】等
実際手際よくチャチャっとやってる人気動画を見て、ため息ついて憧れてる自分もいます。
これを時間のある時にやっておけば、使いたい時にさっと解凍してすぐ一品できる!
要は未来の自分のためにやっておく、という作業なのだからやっとけばいいじゃん?ってYouTubeみながらやってみることもあります。

でもやっぱり、楽しくない、嫌々やってる。
この時間、他のことに使いたい。

そもそも私が料理好きではない、ということが大いに関係しているのでしょう。それと
【必要以上にモノがある】という状態も好きではありません。
背景には、収納が少ない狭いマンション事情もあると思います。

日用品、例えばトイレっとペーパー、ティッシュ、アルミホイルやサランラップ類、洗剤類は少なくなってきたら、ひとつ買います。
こんなだから、小銭は貯まるけど老後必要とされる大金は我が家のどこを探しても見あたりません。。。
ただし旦那が心配性のため、災害用の持ち出し袋は各自準備してあります。

地球温暖化による異常気象、世界戦争が起こってもおかしくない世の中、SNS上には誰かの不安のつぶやきや警告が、日々ウジャウジャあがっています。

もし核戦争が始まったら、準備不足な私はどうなるのでしょう?

後悔するだろうか?
もっと備蓄しておけばよかった、と。
お金貯めて火星に別荘買っとけばよかった、と。
そんなこと、思わない気がするのです。

これは、私が今まで泣きたくなるぐらいお腹をすかせた経験がないからかもしれません。モノのない時代を経験していないからかもしれません。
もし戦時中に生まれていたら、もっとお金にシビアで節約術を学んで実践して【安心】して過ごすことに重きをおいた生き方をしているのかもしれません。

振り返ると
私が生まれた時日本は戦後25年経っていて、祖父母はたばこ屋を営みながら、ご先祖様から引き継いだ、家から10分離れた港町の小さな鉄鋼作業所の経営者で数名の従業員を雇っていました。祖父は全盲だったので1日中家にいて、祖母が所長、作業所へ朝から出向いていました。
祖母が帰ってくるまでの間、母がたばこ屋と私たちの育児、全盲の祖父のお世話をしていました。
長男である父は公務員として働いていたので帰宅は夜でした。
私が小学生ぐらいになると
祖父母から戦争中の話もたまに聞くようになりました。
子どもを疎開に出したときの話をする祖母
ラジオで聞いた敗戦を告げる天皇陛下のお言葉、
マッカーサーのおかげで日本はその後発展を~~などと話す祖父の話を
歴史の教科書に載っているはるか昔の話、自分とは関係ない日本の昔話だ、とポや~っと聞いていました。
また 母からも、貧しくて中学の修学旅行に行けなかった話をされたけど
え~~かわいそう」と聞き流し、今度バイオリンの発表会で着る自分の洋服の話に切り替えて
薄い紫色のワンピースに黒の編み上げロングブーツで出たい』とねだっていました。

こんな風に苦労を知らずに育ったから
食料品や日用品に執着がないのでしょうか

ストックがないと、ひもじい思いをするでしょう。
もし生き延びたとしても、備蓄も少ないので惨めでしょう。
資金不足でシェルターや別の惑星に逃げることもできません。
物乞いしても無視されて、のたれ死ぬことになるかもしれません。
しかし、簡単にはあきらめません。
想像力と経験を生かして脳みそありったけの知識を引っ張り出して
少ない【その時目の前に在るナニカ】を使って【その時必要なナニカ】を創ろうと頑張る自分の姿を想像できます。
今までそのように生きてきたから
たくさんの人に支えられて。

それもすべて出し切って、使い切ってスッカラカンになり力尽きた時
お味噌汁とお茶碗にこんもり白ご飯を食べている自分を想像しながら
幸せな人生だったな】と、冷たい地面にうつ伏せて終わる気がします。

思いがけず、暗い話になってしまいました。
自分の根暗さに我ながらハッとします。が、
ハッとして!good】と俊ちゃんが明るく歌ってくれるのでgoodとしておきます。

あ、数年後には田舎で自給自足する計画を立てているのでそれまでに危機が来なければ餓死することはないかな、、、芋ぐらいは作れる!


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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yaa
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